音声配信がストック(資産)になる時代がくる?
1年以上、ほぼ毎日音声配信をしています。(stand.fmとRadiotalkでマルチ配信中)
このnoteは音声で話した内容に加筆したものです。
「音声配信流行っているみたいだし、面白そうだからやってみるか」くらいの軽い気持ちではじめましたが、やっていくうちに、音声メディアがいかに優れた発信媒体であるかに気がつきました。
・テキストより制作時間がかからない("書く"より"話す"ほうが早い)
・テキストよりニュアンスが伝わりやすい
・外出先でも収録できる(車の中とか)
発信活動にあまり時間を使えない人でも、音声配信なら比較的負担をかけずに継続することが可能です。
音声メディアに親しむ人も、これからもっと増えそうだし、ネットでの発信媒体にとりあえず音声配信を選んでみるのもオススメです。
どうせやるなら「ストック」になるコンテンツにしたい
ぼくの場合は、とりあえず「継続すること」を目標にやってきました。
ブログもTwitterも継続しなかったけど音声なら続くかな? くらいのノリでしたが、予想していた以上に音声配信は良い効果を与えてくれています。
副次的な効用として、音声配信で毎日何かしら喋っていると、テキストを書くときの文章力も上がってきた気がします。(言語化脳が鍛えられた?気のせいかも笑)
音声配信を継続することで、毎日発信するリズムもついてきました。
自然と次の段階を意識するようになります。
それが「ストック的なコンテンツを作れるようになる」こと。
どうせ発信するなら「出したまま終わりのコンテンツ」よりも「のちのち自分の資産となってくれるコンテンツ」のほうがいいですよね。
もちろん簡単なことではないですが、「ストックになる音声コンテンツ」について考えてみたいと思います。
ストックになるコンテンツとは?
簡単にいうと「検索流入があるコンテンツ」のことです。
ブログなどのテキストコンテンツでは、検索性の高い(キーワード検索で上位表示されるなど)記事作成を意識するのは、今やみんなやっていることです。
でも、音声配信やPodcastで「検索」を意識している人は少ないと思います。
検索結果にPodcastが!
少し前からですが、音声メディアも検索に表示されるようになりました。
「音声配信 Podcast」でGoogle検索すると・・・
上段3番目に表示されているのはPodcastです。ありがたいことにぼくのラジオがトップと3番目に表示されています。
動画だけでなく、音声も検索結果に出るようになってきました。この流れは今後も続いていくのではないかと予想しています。
音声配信はストック的なコンテンツになるか?
今のところ、音声配信は(特にstand.fmやRadiotalkは)フロー的(ここでは”配信直後に聞かれておしまい”的な意味)な聞かれ方をしているものが多いです。
配信した直後に聞かれて、あとはアーカイブに埋もれていってしまう。
「音声コンテンツなんてそんなもんでしょ?」と思う人もいるかもしれませんが、ぼくは音声もテキストと同じように(もしかしたらテキスト以上に)ストック(資産)になり得ると考えています。
理由は、前述の検索に表示されるようになったこと。
それともうひとつ、音声コンテンツ全体の消費量が増えてきたことも挙げられます。
ストックになり得る音声コンテンツの条件
今後検索から音声を聞くことが増えてくるとして、その時に「検索結果の上位に上がりやすく」するためには次のようなポイントがあると思います。
1.配信する媒体
2.タイトル
3.クオリティ(内容や音質)
①発信する媒体
最低限必要なのは「Podcastで聴けること」です。
今はstand.fmなどは人気なので、配信をはじめたばかりの人でも聞いてもらいやすいのは、そういった「独立配信系のプラットフォーム」ではあります。
でも、独立配信のプラットフォームにはデメリットがあります。
・そのサービスでしか聴けない
・アプリ自体の人気が下がる可能性
・運営会社がなくなったら自分のコンテンツも消えてしまう
つまり、独立配信系では良くも悪くも「プラットフォーム依存」だということです。
アプリ自体に人気が出ればたくさん聞かれる(可能性が上がる)
けど反対に
いくら良いコンテンツを発信していたとしても、アプリ自体の人気が低迷してきたら聞かれなくなってしまう可能性もあります。
なので、慣れてきたら「stand.fm + Podcast」のようにPodcastでのマルチ配信もしておいたほうが、後々良いと思います。
「マルチ配信」とは同時に複数プラットフォームに配信することです。
詳しくはブログに書いていますので、興味のある方は読んでみてください。
②タイトルはやはり重要
テキスト記事と同じように、音声コンテンツでもタイトルは超重要です。
初見のリスナーを獲得するには、配信タイトルを見て「この話聞いてみたいな」と思わないとクリックしてもらえません。
Radiotalkなんかはひとつの配信を聞き終わると自動的に他の配信者の音声を再生する機能もありますが、そこから新規リスナー獲得するハードルは結構高いと思います。
サムネイル画像もそうですが、音声コンテンツであっても最初はスマホやPCの画面から認識するので、視覚的な情報をちゃんとしておくことが重要です。
内容のクオリティ
いろいろ書いてきましたけど、内容の良さが大事なのはいうまでもありませんね。
(ぼくもがんばります笑)
まとめ
音声配信のコンテンツにも「検索流入」が増えてくる(はず)なので、検索で表示されやすい施策をしておくことが重要です。
・Podcastでの配信(Google検索に有利)
・クリックされやすい魅力的なタイトルをつける
・良い内容、良い音質
今までブログなどのテキストサイトでアクセスを上げるためにやっていた方法を音声でも意識するといいよ、という話でした。
良いコンテンツを発信すれば、必ず多くの人に届くわけではないと思うので、やはりSEO対策は音声にも必要です。
おわります。
最後に宣伝。音声配信のブログ作ってます。