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韓国MBCテレビが調査報道「安倍と銃撃犯、統一教会」を放送! 韓国の統一教会に動員された信者4000人が抗議! 他方、統一教会と自民議員らとの「政策協定」も発覚!統一教会の世界戦略のひとつが日本の改憲! 外国の「反日カルト」の望み通りの改憲が「自主憲法の制定」などと呼べるのか!? 2022.12.3
(文・IWJ編集部 文責・岩上安身 2022年12月3日時点で加筆・アップ)
特集 自民党と癒着し日本を蝕む反日カルト、「統一教会」|特集 安倍銃撃事件~国葬まで
韓国のMBCテレビが『PDノート(Producer Note)』という番組で、「安倍晋三元総理と銃撃犯と統一教会」という調査報道を2022年8月30日に放映した。
番組では、安倍元総理銃撃の場面について、山上容疑者の1発目の銃撃から、安倍元総理が倒れ込むまでの映像全体を放映した。日本のマスメディアでよく見られる部分的映像とは異なる。
また、山上容疑者の伯父や、統一教会の支援を受けたとされる北村経夫参議院議員や井上義行参議院議員に関する取材や、岸信介元総理まで遡って自民党との関係にも言及している。本格的な調査報道である。韓国の教団本部の天正宮博物館の映像も含まれている。
放送翌日に韓国の統一教会は、MBC前に4000人の信者によるデモ隊を送りこみ、抗議を行った。
番組では、日本の統一教会の献金問題の実態や政治との関係が、韓国社会では知られていないことを指摘。日韓外交の火種となることを危惧している。
他方で、前参議院議員でジャーナリストの有田芳生氏は、自民党の改憲政策への統一教会の関与を指摘している。自民党の進める改憲方針が、統一教会の意向を汲むものであれば、自民党は外国の「反日カルト」の望む通りに、憲法を変えようとしていることになる。事実であればとんでもないことである。外国の「反日カルト」の意向を色濃く反映した改憲は、「自主憲法の制定」などと誇れるのだろうか!?
その後、国政選挙で、統一教会が自民党議員に憲法改正を含む「政策協定」ともいえる「推薦確認書」への署名を求めていたことが、10月20日の朝日新聞のスクープで発覚した。これに対して有田氏は、両者の政策協定・合意書は「1980年代から始まっていた」と指摘した。さらに2022年の参院選では「『推薦確認書』を何十人もの議員に書いてもらった」「維新、国民民主にも、合意書はサインしてもらった」という現役信者の証言も紹介している。
詳しくは、ぜひ、記事本文を御覧いただきたい!
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韓国MBCテレビが「安倍と銃撃犯、統一教会」という本格的調査報道番組を放送! 1発目から安倍元総理が倒れ込むまでの映像全体も放映!
2022年8月30日に韓国のMBCテレビが『PDノート(Producer Note)』という番組において、「安倍晋三元総理と銃撃犯と統一教会」という調査報道を放映した。
▲安倍晋三元総理と銃撃犯と統一教会―PDノート(前半、MBC、2022年8月30日)
▲安倍晋三元総理と銃撃犯と統一教会―PDノート(後半、MBC、2022年8月30日)
この番組は、日本と韓国で取材している。
日本のテレビ局は、NHKを筆頭に、安倍晋三元総理が山上容疑者に銃撃される映像の全体が放映されず、部分的・断片的なものにとどまり、銃声音も不完全なものが多い。しかしこの『PDノート』では、山上容疑者が1発目に失敗し、2発目を撃ち、安倍元総理が倒れ込むまでの映像全体が大きな銃声音とともに放映されている。
また、この番組は、山上徹也容疑者の伯父の自宅を訪れて取材し、日本の元信者による献金実態の告発だけでなく、岸信介元総理まで遡って統一教会と自民党の関係を遡り、統一教会の支援を受けたとされる北村経夫参議院議員や井上義行参議院議員まで取材した本格的な調査報道になっている。
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