0:14 / 3:32 2024年7月6日東京思風塾『永遠のいのち個体的いのち』

いのちそのものの世界とは?

この宇宙に存在するあらゆるものは、一時も止まることなく動き続けている。一時も止まることなく変化し続け動き続けている姿が、まさに全てのものがいのちを持って生きていることの証明、証というものではないかと考えております。
感性論哲学では感性の揺らぎであることを伝えていますが、感性の揺らぎを持ってあらゆるものにいのちを与えている。あらゆるものは一時の休みもなく変化し動き続けている姿を持って存在し続けている。海の水も一時の休みもなく波を打って揺らいでいるし、樹木も成長しているし、家そのものも古くなって壊れていくという、腐るといういのちの姿を呈する状態でもある。鉄も錆びるという変化があるし、宇宙そのものすら常に一時の休みもなく、変化し動き続けているというのが、我々の住む宇宙の根源的な姿である。
この一時の休みもなく、あらゆるものが常に変化している、動いている、これが感性を本質とするいのちというものの、生きている現実的な姿であって、そういう意味では、この宇宙そのものがいのちとはなんなのか?というものを物語ながら存在しているという風に、我々は受け止めなければならない。

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