コロナ禍でJALが「飛行機に乗らない旅」を始めた理由【#49】
今日のトピックは「JALのリモートトリップ」について。
昨日は「バーチャル経済圏とブロックチェーンのIP管理」をまとめています。ぜひあわせてご覧ください。
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こんにちは、こんばんは。
VR/ARの会社を設立した大学院生(@iwhododo)です。
VRは注目の高い領域だけに、日々大量のニュースを目にします。
そこで毎日1つだけVRに関連したトピックを取り上げてお届けしています。
※ちなみに選定基準は100%の独断と偏見に基づきます。
毎日更新しているので、ぜひフォローしてチェックしてください。
JAL「リモートトリップ」第1弾を実施
日本航空(JAL)は「旅の試着」の一環としてデジタルコンテンツとリアル体験を融合した「リモートトリップ」を提供開始しました。
その第1弾はすでにリモートトリップを提供している株式会社島ファクトリーと協業し、島根県隠岐郡海士町(あまちょう)で実施しました。
出典: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
料金は5500円と7500円、9000円(税別)の3コース。
指定の日時に接続する2時間のZoomでビデオ通話をつなぎ、フライトやカヤックなどをスタッフから案内してもらうデジタルコンテンツと、事前に自宅に届くサザエやヒオウギガイ(檜扇貝)の「カンカン焼き」などのリアルな商品を組み合わせた体験が楽しめます。
出典:JAL AIRLINES
自治体に代わり基盤整備
新型コロナウイルス(COVID-19)で株価としても損失の大きい航空業界。
そのような環境下で「航空機を使わず、現地に行かない旅行」をJALが手掛ける意義について、JAL デジタルイノベーション推進部では、地域活性化を挙げています。
小さな自治体では、最新のデジタル技術を駆使した旅行商品を単独で企画することが難しく、自治体に代わってそのプラットフォームをJALが作り上げて活用を促す狙い。
公共交通機関として事業化しなければ取り組めない課題があります。ましてや離島や過疎地では難しいところ。ところがリモートトリップならばコストが抑えられるので、実験的な取り組みとして実施するには適当です。
将来は海外や他の行き先も企画として提供していく想定。
既に音楽フェスなどでもUberEatsなどを利用した、オンラインとオフラインを組み合わせた体験が共有されています。
Googleストリートビューで広がる疑似旅行
数千円する体験には億劫な人も、Google Mapsでリモートトリップを疑似体験することが可能です。Google Mapsでは道だけでなく、海や店舗の中にも対応しているものがあります。
これに加えて、JR東日本に地域再発見プロジェクトのコンセプトショップ「のもの」などで、地方の特産品を取り寄せると旅行気分の片鱗を味わうことができます。
World Maker Inc.について
World Maker Inc.ではAR・VRで新しい日常を探索していきます。
一緒に検証していただけるパートナーや開発メンバーを随時募集中です。
TwitterのDMや会社ホームページから、お気軽にご連絡ください。
特に現在Unityエンジニア/3Dモデラーを募集しています。学生も歓迎です
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過去のnoteはこちらにまとめています。
出典:Aviation Wire. なぜJALは飛行機に乗らない旅を販売するのか 特集・リモートトリップに挑むJAL
会社のみんなとドーナツ食べます。