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らくがきがシャカシャカ動き出すARアプリ【#58】

今日のトピックは「Twittterなどで話題になっている『らくがきAR』」について。
昨日は「デジタルエンタメの若き才能をSONYが募集中な話」と題して「Sony Talent League by THU」についてまとめています。ぜひあわせてご覧ください。

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こんにちは、こんばんは。
VR/ARの会社を設立した大学院生(@iwhododo)です。
VRは注目の高い領域だけに、日々大量のニュースを目にします。
そこで毎日1つだけVRに関連したトピックを取り上げてお届けしています。
※ちなみに選定基準は100%の独断と偏見に基づきます。

毎日更新しているので、ぜひフォローしてチェックしてください。

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らくがきARが人気

Whateverが8月1日にリリースしたiOSアプリ「らくがきAR」がTwitterを中心に人気を博しています。白地に描かれた絵にかざすと、絵が台紙から切り抜かれたかのように立ち上がり、画面内で動き出す作品で、絵をつついて弾いたり、食べ物を降らせたりしてインタラクティブな遊びが体験できます。

先着1,000名様限定の無料ダウンロードキャンペーンということですが、執筆現在(8月4日)もダウンロードは無料のままになっています。

WhateverはNHKの手洗い促進動画「Hand Wash Dance」の企画及び、映像、ロゴデザインの制作などを手がけるクリエイティブスタジオです。

基本的には下部に足がある人や生き物を想定して作られたアプリケーションのようで、その規則に一定沿って作ればかわいい動きが見られそうです。逆にそれを逸脱した動きは面白いので無敵です。

個人的にはそこはかとなくペーパーマリオシリーズを思い出しました。

ペーパーマリオシリーズとは
ペーパーマリオシリーズは、文字通り紙のようにペラペラなマリオが冒険をする一連のゲームシリーズで、2000年に発売された「マリオストーリー」から最新作の「ペーパーマリオ オリガミキング」まで、ジャンルは多岐にわたるものの、一環して紙の特性を活かした作品群になっています。

漫画家やタレントも投稿

思わず投稿したくなる「らくがきAR」ですが、漫画家やタレントも含めて、さまざまな人がアプリを試して遊んでいる様子が投稿されています。

実用的なユースケースはコピー&ペースト

らくがきARはそれ自体おもしろい試みですが、実際にこれらと似た技術で実際に仕事や日常使いする場合はあるのでしょうか?
一番近いものがARを利用した「コピー&ペースト」だと思われます。

当時Google Arts&Cultureの研究プログラムに在籍していたCyril Diagne氏が投稿したTweetで、映像に収められているのは、現実の物体をスマホで切り取って、Macbookで開いたPhotoshopに貼り付けする様子。

身の回りにあるものからインスピレーションを受けてデザインするときや、リモートワーク/テレワークで離れた相手に手元にあるものを指して「こんな」や「そんな」と伝えたいときに重宝しそうです。

こちらも実際にアプリケーション化されて提供されています。
関連:今週の「ヤバいVR」10選【Vol.1】4.実物をPhotoshopにコピペする動画が話題

ARは『ポケモンGO』のようなゲームや『Snapchat』、『SNOW』のようなアプリを通して「フィルター」として定着しやすい土壌が想像以上にできあがっているのかもしれません。「らくがきAR」もARという単語に反してスムーズに受け入れられ、単純に「おもしろい」と試している人が多いのが個人的にも何より嬉しいです(全く関わってませんが)。
私も、あるいは私たちも、改めて新しい環境に向かう中でVR/ARを通して人の役に立ったり、おもしろいと思ってもらえたりするプロジェクトを進めていかなければと思った次第です。

World Maker Inc.について

World Maker Inc.ではAR・VRで新しい日常を探索していきます。
一緒に検証していただけるパートナー開発メンバーを随時募集中です。
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特に現在Unityエンジニアor3Dモデラーを募集しています。学生も歓迎です

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過去のnoteはこちらにまとめています。

出典:「らくがきAR」アプリ配信開始!同日プレオープンの角川武蔵野ミュージアムでも展示をスタートほか

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dodo
会社のみんなとドーナツ食べます。