映画「どうすればよかったか?」を見た。
2025年1月2日、テアトル新宿で、
映画「どうすればよかったか?」を見た。
見る前から思っていたのは、
「統合失調症」に細分化された類型が欲しい。
たとえば、「学習障害」は、学習に必要な基礎的な能力のうち、一つないし複数の特定の能力についてなかなか習得できなかったり、うまく発揮することができなかったりする。
その、未発達な基礎的な能力の把握で克服する課題が見えるようになることも多い。
統合失調症も、その統合が失調する要素がわかれば、よりその人の理解が進むのではないかと思う。
罹患者をより理解する上のツールが欲しいなと思った。
罹患者の代弁・養護・支持・アボドケイトできる存在が必要だったのではないかとも思うが、実在の家族の話ゆえ、これといった正解は出し様がない。
見ていて思い出したのは、若くして悪性リンパ腫で亡くなった親しい人。
彼女は治療方法を自己決定したが、18歳で亡くなった。
また、その3年後に自死で亡くなった親しい人は、50歳だった。
そう考えたら、人の生き死にに正解不正解をつけるのは傲慢だなと。
それでも、自分の生き方はベターなチョイスと続けようかと。