夢のワークで「寄生獣」。
その日はお友達の誘いでランチを食べ、中野区役所のカフェでキウイスムージーと手作りプリンを食べた。
その時、昔の喪失体験を思い出した。
翌朝、私は夢を見た。
夢は朧で、霧が晴れるように記憶から消え去る。
その中で掴んだ感情がある。
似ていた感情は、寄生獣の最終話。
知っている人は思い出し、知らない人は読み直してみてください。
ザクッと、最終話を抜き出すと、
落下するヒロインの手をつかもうと、それが間に合わず空振りする主人公。
ヒロイン落下。悲しむ。
ところが、その次の瞬間、手に重みを感じて、その手がヒロインを掴み、引き上げることができた。
その、悲しさの余韻があった。
見ないようにしていた、「If(もしも)の物語」。
もしも、別の人生があったなら・・・。
「過去亡くなった人が生きている人生があったなら・・・。」
私は、目の前の人に語っていた。
もし、その喪失がなかったら、人生は幸福で平穏だっただろう。
恋人との間に生まれた子どもたちを育て、その養育費に悩むような、平凡で、慎ましく、人並な人生を歩めていたのではないだろうか。
ネバーエンディングストーリーの主人公みたいな、ファンタジーの世界に進まなくてよかったのではないか。
「寄生獣」の主人公、シンイチの経験と自身が重なる。
シンイチの母親は、寄生生物にイノチを奪われた。
同じ学校の生徒も、寄生生物にたくさんイノチを奪われた。
その血だらけの廊下を歩く。
自分に近づく他校の女性も寄生生物にイノチを奪われた。
コミックス「寄生獣」は、
父が亡くなったとき、
血だらけの部屋にいたとき、
恋人が亡くなったとき、
娘が亡くなったとき、
私の経験した悲嘆の状況、怒りが湧く状況を描いてくれている。
シンイチは、寄生生物を右手に宿し、ミギーと名付けて他の寄生生物と戦う。
私は、一人だろうか? と問いかけたら、自分の手にも加護があったのを思い出した。
これまでトラウマケアを続けてこれたのも、その加護があったから。
その加護の話は、こちらに↓ 書きました。
気が向いたら読んでみてくださいな。
千葉に出向き、
カウンセラーのお仲間に話を聞いてもらい、
海を見て、お魚を食べてだいぶスッキリした。
そして、ついでにショッピング。
経絡人形を買おうか悩んだ。
明日から名古屋で眼鏡屋します。
最近、眼鏡の料金を見直し、これまでよりお求めやすくなりました。
こちら、超薄型の遠近両用、ピンクのレンズで36960円。
名古屋のお客様にフィッティングしつつ手渡ししてきます。
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