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【初インド!女1人旅行2025年1月④】タンジャーヴール-タミル州・世界遺産の寺院-

タンジャーヴール(Thanjavur)別名タンジョール(Tanjore)は9-13世紀にチョーラ朝の首都だったところです。

見どころは、なんと言ってもラージャラージャ1世が建てたブリハディーシュワラ寺院!
ラージャラージャ1世は、日本公開もされたPS-1、PS-2でも取り上げられていましたね!タミルの誇りです。
映画は、アイシュワリヤ様が美魔女という陳腐な言葉では表せないくらいの変わらぬ美貌…(美人すぎて日常生活送れなくない?て思ったのは古今東西この人だけよ…)

チェンナイから移動

チェンナイからは夜行バスで移動します。多分公営のもあるんですが、夜行バスにひよって私営にしたいなと思ったんですが…

2025年1月現在、海外発行のクレカはオンライン予約に使えない。

中央バスターミナルに行けば、バス会社のカウンターあるかなと思っていっても、ない。

バス会社にWhat’s upでメッセージ送っても、返事こない。商売っ気とは?

仕方なしにバスターミナルの近くをうろうろすると、Bus Bookingみたいなのを掲げている小さなオフィスがいくつかありました。その中の一つに突撃し、代行依頼をして漸く取れました。

定価が950ルピーくらいで、払ったのが1200ルピーかな…600円くらいならもう良いかなという感じでした。多分ホテルとかでも代行で取ってくれたりすると思うので、まずはそっちを試してみた方が良いかと思いますよ(お前がっていうね)。

さて、バスは22:15にバスターミナルの向かいの建物前から出発し、5:30に着きます。

多くのバスの出発地なので、夜中でも人が沢山います。あたりも明るいので危ない感じもありませんでした。
バスは出発15分前の22時には到着しました。金ピカ
1番前の上段です

足が伸ばせるの早いですよね。でも、1番前の上、ここは避けた方が良いです。

まず上段は、多分揺れがダイレクトに響く。酔う。
あと運転席との間に扉があるのですが、それが開くたびにこの目隠しのカーテンが巻き込まれて、開いちゃう(足で必死に抑えてた)。
あと運転席では眠気覚ましなのか大音量で音楽が流れててね、一晩中。全然漏れてくる。
あとクラクションの音もダイレクトに聞こえてくる。

正直思ったより辛かったので、この後夜を跨ぐ移動はやらないことにしました…。思い返せば、夜行列車とかも毎回二度と乗るかってなるんだよね。

多分1-2時間くらいしか寝てない状態で到着し、まだ暗い中を徒歩でホテルへ。徒歩3分〜5分くらいで、近かったのだけが幸い。
お寺は6時から空いているのですが、全然無理だったので9時近くまで寝て、ホテルの朝食を食べてから向かいます。

朝食。悪くない。
街中。ゆったりしてますが活気もあります。
私の最推しというか信仰対象の大将ヴィジャイさんポスターが所狭しと貼られていました。政治活動系のではありますが…

観光)ブリハディーシュワラ寺院

滞在時間:1時間半〜2時間

歩いていると、寺院が見えてきます!!
かっこいい
靴を預けるところです。混雑してます。
この袋に入れます。使い回し。この欠けた場所の番号を覚えておいて、係のおじさんに伝えます。
そしてこういうトークンをもらいます(指で番号隠れてるけど)。
いくらだったかな…数十円くらい払います。
靴を預けたら観光開始!この時代のゴープラムはまだ控えめです。マハーバリプラムのファイブラタに似てますね
本殿がでかい!その前にはシヴァの乗り物ナンディン(好き)
可愛い、大きい
本殿以外にも、廟的なお堂的なものが沢山あります
小さな像も、黄色や赤で彩られていて、こういうところからも人々の信仰心が伝わってきて良いです。世界遺産ですが、生きた信仰を集めています。
なんか列あるやん、並んでみたろ、と思ったら
思ったよりながい

20分くらい並びました。これは本殿にお参りするための列ですね。この時が初めて並びました。

地球の歩き方にはヒンドゥー教徒以外は本殿に入れないと書いてありましたが、特にそういう注意は見かけませんでした(気づかなかったのかな…)。節度を保たない外人が増えれば、そうなるでしょうけど。

よくインド人は列に並ばないだのなんだの聞きますが、このお参りのための列で人を抜かそうとしたり怒ったりしてる人はほとんど見たことありません(タミル外で何人かいたけど)。
どんなに長くても、暑くても(本殿の中は大抵暗くて空気がこもって1月でも蒸し暑い)、皆大人しく並んでます。

途中、シヴァを讃えるマントラを誰かが叫び、他の人がそれに追随する、みたいなライブさながらのこともありました。

ご本尊は撮影不可ですので写真はありません。ここに限らずですが、物見遊山で来てるのは私だけで、他の人は熱心に祈ってるんですよね。

こんなにたくさんの人の祈りを、真っ暗な中で二重三重の蝋燭の輪に照らされて、黒い肌に幾重も花輪や鮮やかな布を纏った像が受けてる(ここはシヴァリンガ)。
信心がなくても、この像の意に沿わないことをしたら祟られる、と思ってしまいます。許可があってもスマホを向けるのは躊躇ってしまいそう。
私は、信心ないままにポーズだけで祈る姿勢を取るのは好きじゃないんですが、どうしても手を合わさずにはいられません。畏敬の念からくる一種の防御の形のような気もしてました。

スピの素養がない私がこうなんだから、元から興味ある人は、そりゃインド行ったらズブズブいくだろうなと思いました

お参りを終えて本堂から出てくる人々
本堂、大きい!そのスケールだけでなく、彫刻の細かさにも圧倒されます
どこから見ても美しいですね
こういう廟も、
風化してますが壁画が素敵だったりします
お寺の周りを回廊が囲んでおり、
中にはシヴァリンガが。
中の壁画も個性豊かで、見ていて楽しい。このガネーシャはいつもより痩せてますね
ナンディンもいます
躍動感がある
階段横の彫刻も素敵

タンジャーヴール、アクセスが良いとは言えないのですが、やはり美しいです。10時前について、11時半に出ているので、1時間半〜2時間くらいはかかります。

チェンナイで終わらず、足を伸ばす価値はあると思います

ランチ)Sri Abiram Bhavan

お昼はなんとなくここにしました。
入った時は2,3組しかいなかったのですが、あれよという間に満席に。

この1番下の葉物が美味しかった!サンバルのおかわりが全然こなかったのが玉に瑕です…

宿泊)Hotel Gnanam 5,967円

ここはバス停からもお寺からも駅までも徒歩圏内で最高でした。清潔度もまずまずです。

部屋の写真は撮り忘れましたが、広々してました。行ってないですが、レストランも併設されています。

朝食つきでこのお値段、この立地ならまあ良いのかしら..という感じです。

移動)マドゥライへ

マドゥライへ、4時くらいの列車に乗り、7:30に着きます。予約不要でした、席の予約などもなく、当日適当に買って適当に座ります。

まだ暗い
駅までの途中にある花輪屋さん
ライトアップされた駅
無人の駅ってなんか良い

これでタンジャーヴールは終わりです。見応えありました。

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