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神の左手悪魔の右手
利き手が左だ。字を書く箸を持つボールを蹴るなど。手も足も。
以前なにかの研究で、日常のストレスによって左利きはたばこを吸う人よりも平均寿命が短いという話を聞いた。探したらあった、これだ。
[引用]
対象国はアメリカ、論文は1979年リリースといった感じで限定的だし、どうやって検証したかもアヤすぎる研究だが、おもしろい。
左利き以上に未婚が短命となっているが、2021年現在では状況も変わっているだろうと思う。
左利きで短命になるほどストレスを感じてるかと言われると、そうでも無い気がする。
たしかに、改札口にSuicaをピッとするとき、ドアノブを握るとき、はさみ、ドライバーなど右利き前提で設計されてるモノは多いなと感じる。
若い頃は多少の不便があったけど、今となってはフツーのことでストレスを感じている自覚はない。
それはそうと、字の下手さを直したいと長年思っている。
達筆は求めないが、サッと書いたメモやホワイトボードに書いた内容が他の人にすんなり読めるレベルにしたい。
いろいろ試してきたが、字が下手なのは左利きが20%くらい影響しているのではないかと考えている。残り80%は怠惰。
左利きを言い訳にしているところもあるが、
- 左から右への横線を書くときは右利きは引くように書けるが左利きは押し出して書く必要がある
- 「あ」とか時計回りの曲線が書きにくい
- 書面の右側に記入欄があるレイアウトでは自分の手で内容が隠れてしまう(アンケートとか)
など実際的な構造の問題もある。
右利きの方は鏡文字でひらがなを書いてもらうと左利きの書きにくさを感じていただけると思う。
一方で、PCのキーボード配列(一般的なQWERTY配列)は左手の使用頻度のほうが右手より少し多いとか、なんかよく分からんがクリエイティブ扱いされる恩恵もあるので左利きを憎んだことはない。
場面に応じて利き手を使い分けるクロスドミナンスのほうが、もっとクリエイティブ感が強いと思う。
というわけで今年は本格的に字の矯正を試してみる。
左利き向けに字を上達させるコツも存在するようで、試してみて良かったものはまた紹介したいと思う。
字をキレイに書けるようになり、日常のストレスを減らし、長寿を全うしたいと思う。
余談だが、左利きのギタリストというと右利き用のギターを左利き用として弾いたJimi Hendrix、At The Drive-In/Mars VoltaのOmar Rodriguezといったクールな面々がいる。
左利き一味のひとりとして、多少は狂っていたいものだ。
envyのleft handも素晴らしい。
タイトルは楳図かずお氏のホラーファンタジーで深い意味はありません。
なにとぞ。