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借りてきた言葉で語るとき 7/28-8/3

折り鶴を折れる率は異常

日本で育った人は、折り紙で鶴を折れる割合が高すぎる。折り方を忘れてしまった人でも、昔は折ったことがある人が多いはずだ。
折り紙自体、日本の独特な文化のひとつであり、日本人の精神性に影響している気がしてならない。

無料は高くつく

「タダより高いものはない」という言葉がある。
最近、この言葉をよく思い出す。
タダは一見お金を払わずに済むので安く見える。
だが、
おいしい話の裏側を見抜けるか、本当の意図はなにが狙いなのか、お金に換算されない人間関係上のわだかまりを生んでないか、などなど気にすることが増える。検証に時間がかかるし、あれこれ想像して気を揉むのももったいない。
いっそ払えるお金があるのならば払ってしまったほうが潔くて安上がりだったりもする。
この姿勢でいたい。

借りてきた言葉を語るとき

とある方とお話したときに、自分の理解が及ばなかったことについて、
「具体的にそれってどういうことを指すのですか?」
と訊いた。
すると、その方は
「それについては◯◯◯という本に書いてあって〜」
と引用元について説明された。

ひょっとして、
「本でこう読んだ情報」と「自分の意見」が混同されてるか、本の内容を鵜呑みにしてしまってないか?と感じ、それについて率直にお伝えした。

借りてきた言葉を語ると、人は自分の考えや体験に紐づかないため、話が飛んだようにみえたり、粒度が急にズレたりする。言葉に重さがなくなる。

本で学んだことより、自分が体験したことの方がよほど学びが多いし、本を読むからには自分の考えや体験と繋げていきたい。対話の中でもそうしていきたいと強く感じた。

なにとぞ。

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