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Googleフォーム生成をChatGPTで大幅に時短する
1. はじめに
「Googleフォームはスマートフォンで簡単に入力してもらえるし、集計しやすいのがすごく良い。でもGoogleフォームでアンケートをつくるのってちょっと面倒だよね」
という課題が話に挙がった。
Googleフォームは特に顧客調査や従業員アンケートなどでその力を発揮する。しかし、手作業で設問を追加する従来の方法では時間がかかりすぎる場合も多い。そこで、GoogleフォームのアンケートをChatGPTをつかって自動生成するGPTsを作成した。
結論からお伝えすると、
1時間かかっていたGoogleフォームのアンケート作成が1分ほどで終わった。
2. ざっくりとした作成手順
手順1:Google Apps Script (GAS) の準備
GASを使い、フォームを動的に生成するスクリプトを作成する。スクリプトには、ChatGPTからの指示を基に設問を生成する機能を組み込む。
手順2:スクリプトのWebアプリとしての公開
作成したスクリプトをWebアプリとしてデプロイすることで、外部アプリケーションからのアクセスを可能にする。これにより、ChatGPTのGPTsからフォームを直接生成できるようになる。
手順3:GPTsとGASの連携
デプロイされたWebアプリのURLをGPTsに設定し、フォーム作成のインターフェースを提供する。この段階で、ユーザーは必要な設問を入力するだけでフォームが生成される。
3. アンケート設計とNPSの重要性
アンケート設計は単なる質問の羅列ではなく、データの質と分析可能性を最大化する設計が求められる。その中でも、NPS(ネットプロモータースコア)**は使いやすい。
NPSの特徴
NPSは「このサービスを知人にどれだけ勧めたいか」を尋ねるシンプルな質問で、顧客ロイヤルティを測る指標である。顧客を「推奨者」「中立者」「批判者」に分類し、その割合からスコアを算出する。このスコアは業績との相関が高く、企業の成長を直接的に予測するデータとなる。
NPSを使ったスコアリング
アンケート生成を自動化するなら、いっそのことNPSの観点も考慮できるGoogleフォームが自動生成できるようにした。
5. 自動生成アンケートの可能性
GPTsとGoogleフォームの連携は、運用を大幅に効率化した。
よいところ①:効率的なアンケート設計
事前にテンプレートを用意することで、ユーザーは必要な設問を選ぶだけでフォームが完成する。これにより、時間と労力を大幅に削減できる。
よいところ②:NPSを統合したスコアリング
アンケートの回答結果は自動的にスコアリングされ、NPSレポートが生成される。定量的に回答分析ができるようになる。
6. 終わりに
GPTsによるGoogleフォーム作成で効率的に質の高いアンケートが作成できる。Google Apps Script (GAS)のスクリプトのところは専門性がいるかもしないが、セットアップを含めてやり方は確立されているので、興味がある方はご連絡ください~!
参考:
Streamlining Surveys: Creating Google Forms with AI Assistance | by AI Rabbit | Medium
NPS®とは(ネットプロモータースコア)顧客満足度に変わる新指標 - NPSソリューション | NTTコム オンライン
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