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インドロックダウン4日目。厳戒態勢の中、買い物に行ってきました。

ロックダウンで怖いのはコロナウィルスより警察、というのが庶民の実感ではないかと思うロックダウン4日目。初めて住んでいる場所の外に車で出ました。オンラインショップは動いているものもあるものの、配達に遅れが発生している模様。そんな中、確実に食料をゲットしたいという思いがあり、行ってきました。

どうやら日本でも報道されているらしいのですが、ロックダウンにも関わらず外出している市民に対し、警察が罰として、棒で打ったり、スクワットさせたりという映像がテレビで流れたりしていまして。これって人権侵害なんですけどね。

今回の外出はドライバーさんが通行証的なモノをゲット出来たから。そして食料品のお店は空いていて、市民が買いにいくことも許されているはずではるものの、そんなニュースを見ていますので、少し緊張が走ります。

ドライバーさんも私もマスクをして、何か聞かれたときに食料品買い物だと言い張れるようショッピングリストもわざわざ英語で用意し、身分証明証も携行。アルコールティシューを持って、3件のお店を回ってきました。

バンブリーズ(食肉店):10時半前に到着。主婦の味方ミンチはどれも品切れ。チキンはほぼ売り切れでホールのみ、牛フィレ、豚バラ薄切り、スペアリブ、サーモンとえびは買えました。
入店は2人までに制限。それ以上人を入れると、オフィサーが来て閉めろっていわれるから入らないでくれ!って荷物とりにきたドライバーさんに店主のおじさんが言ってました。今日は4時までの営業とのこと。時間短縮での営業のようです。

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ニューフルーツランド(クオリティの高い八百屋):店が狭いので、間隔をおいて、行列を作って待つ。卵が超新鮮なのが売ってました。野菜とフルーツは普通にあり、バターやヨーグルトも入荷しているようでせっせと棚に詰めてました。いわゆる八百屋なので、エッセンシャル中のエッセンシャルなのでしょうか、いつもの雰囲気に近いです。店員さんマスクしてましたが、配達もやっている風でした。

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ネイチャーズバスケット(NB BLR NEW CMH Road店):一番入店に時間がかかりました。2メートル間隔で入店を待ちます。アルコールコーナーと生鮮食品はやっておらず、野菜とその他は通常通りのようです。牛乳も買えました。うちはコーヒー豆を買い溜めました。はじめドライバーさんに待ってもらいましたが、途中から変わったら、待つ間結構ひなた!念のため帽子+蚊除けして行ったほう良いかも。バンブリーズ+フルーツランドもひなたで若干待ったので、健康でいることが最重要ないま意外と重要ポイントかもしれません。

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メインロードはところどころバリゲートがあり警察がいますが、この3店を回る中で止まったのは1回だけ(前の車が止まっていたから)、窓も開けずに中からドライバーさんがパスを見せたら「行って行って」って手でやられた感じでした。

いつもものすごく混む場所も、このとおり。ガランガラン。

通りに桜みたいな木があって(以下の写真にも遠目に見えます)、ああ綺麗だなぁ、にほんの桜も咲いているんだろうなぁ、と思いながら。

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というわけで、私のスクワットの見せ所がないまま、無事終わったロックダウン4日目の買い物。

通りがかりのお店に、2メートル間隔でずらっと並んでいる人も結構いました。

車があって、ドライバーがいて、ドライバーも来てくれて、という今回の状況はかなり特権的な状況かもしれません。

インド政府が貧困層むけの救済策を打ち出しているようですが、実際にそれが必要な人に届くのかどうか、かなり心配です。警察の不当な取り締まり(暴力だけでなく、賄賂の要求など含む)も含め、コロナへの対応策が結果的に厳しい状況の人をより厳しい状況に追いやらないよう、策を練っていただきたいものです。

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