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WF-1000XM5に良さそうなイヤーピースを探してみた

有線接続至上主義の私がWF-1000XM5を使って「ワイヤレスも全然アリだな」と思ったのでイヤーピースも多少こだわってみようという話です。

初めに

どういう要件でイヤーピースを選定していくかを書きます。

今付けてるイヤーピースより聴覚上良い結果が得られる
結果が悪ければ選ぶ必要はありません。
今付けてるイヤーピースより着け心地が良い
純正のイヤーピースは悪くないけれどかなりきつめで長時間装着すると耳がちょっと痛くなります。
フィルターが付いている
WF-1000XM5はイヤホン本体にフィルターがないのでイヤーピース側にフィルターがあるものが望ましいと考えています。ですがこれによって選定の選択肢がかなり狭まります。

聴覚上良い、というのはかなり個人の主観に寄るものですが、正直こういうのは自分が良ければそれで良いので問題ないと思っています。
ちなみにリファレンス曲は以下のものにしました。

0:27あたりから低音ぽい音が聴こえてくるのですが、その低音が過剰に張り出してこず、かつ空気が震えるような感覚が出るような音になっていたら合格としています。
低音の空気感は臨場感を演出するのに大事な要素ですが、過剰になると耳疲れがしたり難聴の原因になるので注意しています。特にイヤホンは難聴の原因になりやすいです。

だめな環境で聴くとボーカルやら裏のリズム帯が全部耳に刺さって聴こえます。なぜかは分かりません。高音とか中音のリファレンスとして使います。

他、オクトパストラベラーのサントラ
ゲームのサントラは音の聞き分けが一音一音ちゃんとできるかのリファレンスに最適だと思っています。オクトラはオーケストラ+バンドサウンドで聞き分け厨にはもってこいの垂涎モノです。

SednaEarfit MAX

ほぼこいつしか選択肢ない
そもそもフィルター付きのイヤーピースというのがなかなかないので自然とこれに行き着く人も多いのでは?と思っています。
装着感が最強
耳に負荷がかかりにくくて長時間装着が容易。イヤホン外すときに引っ付くくらい密着感があります。
高音はそのままに低音は量感が抑えられる
純正は低音がかなり出ていてバランスとしてはもう一声でした。このイヤーピースで低音が抑えられて相対的にフラット寄りになり美音感が増し、聴覚上はかなりプラスを得られました。
遮音性は純正に劣る
純正は電車内でノイズキャンセリングをすればほとんど外音をシャットダウンできる素晴らしいものでしたが、このイヤーピースは電車内の騒音をシャットダウンできるくらいの性能はありませんでした。かなり薄手のシリコンなのでしょうがないと思っています。

EP-NI1010

結局純正は強い
なんだかんだで純正とは「そのイヤホンにマッチしたものをつくっている」のですから、強いのは当たり前です。流石に大手メーカーですからそこは妥協していないのでしょう。
音のバランスが良い
私は純正のイヤーピースが音が悪いとは一言も言っていないのです。音のバランスは全く問題ないといって良いです。結局あとは好みの話になります。
遮音性が最強
遮音性は本当に良いです。ノイズキャンセリングで余程のものではない限り騒音はシャットダウンできるといっていいと思います。ウレタンはここが強いのが良いです。
形状をシリコンに近づけて極力耳に負担がかからないようにしていそうなあたり涙ぐましい努力も感じます。
やはり長時間の装着はきつい
これは個人で違いがあるとも思いますが、私は長時間の装着は耳が痛くなってきつかったです。耳の形状によっては痛くない人もいると思います。
そもそも「痛い・きつい=ちゃんと密着している」とも取れるので、これはこれで正しい反応なのかもしれません。

結論

・SednaEarfit MAXがリスニング環境が整ってる場所での視聴では一番良い
・SednaEarfit MAXは電車内などの騒音には弱い。純正は騒音にはかなり強い
・イヤーピース使い分けがおそらくベスト

普段使いはSednaEarfit MAX、騒音環境では純正を使うのが良さそうです。
何かしらの参考になれば幸いです。

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