見出し画像

【イベントレポート】南いわて移住者交流コミュ『ゆるつな』第2回@西和賀

こんにちは!
いわて地域おこし協力隊ネットワークの岡田です。

はじまります!とご案内していた、南いわて移住者交流コミュ『ゆるつな』の前半戦(第1回/第2回)が無事に終了しました。ご参加、そしてご協力いただきました皆さん、本当にありがとうございました。

まとめてレポートしようと思っていたのですが盛りだくさんになってしまったので、まずは8月3日(土)に開催した西和賀編をどうぞ。

※第1回の一関編のレポートはこちらから


第2回 ゆるつな@西和賀


はじめに、タイトルにもある“コミュ”ですが、コミュニケーションとコミュニティの意味を持たせています。ですので、ゆるつなでは参加者のことをコミュメンバーと表現しています。(今のところ、というだけですのでいいアイデアあれば教えてくださいね)

また、実は、ゆるつな全体で意識しているのは公共交通機関でも行けるということ。それを実践するためにも (!?) 今回は、電車で現地へ向かってみました。
楽しみな反面……奇跡的に待ち時間のほぼ無い行程だったものの JR 釜石線 → 東北本線 → 北上線という乗り換えの多さと、東京と違い1本たりとも乗り換えに失敗できない緊張感も感じつつ……いざ出発!


○○がパーティーにくわわった!

わたしが2回目の乗り換えにアワアワしていた北上駅構内で、1人目のコミュメンバーを発見! その後、北上線車内にて1人、2人と仲間が増え、最終的には4人で電車旅を楽しみながら、ほっとゆだ駅へ到着しました。

やっぱり、ローカル線はいいですね。思い出しているうちに楽しくなって、しっかり書かさってしまいました。はじまる前のくだりなのに…。


いよいよ「カモシカ ハイキングコース」へ

今回は、西和賀の大自然を楽しむハイキング&カフェとして、ネビラキの瀬川しかりさんにガイドをお願いしました。ネビラキはご夫婦でやられていて、感受性を刺激する体験ツアーや、地域内外の人がかきまざる場として絶景レイクビューのカフェ運営などを行われています。

ネビラキの瀬川然さん(中央)。
隣には声が小さいと定評のあるメガホン持参の岡田。


長雨で心配していたお天気も、なんと、この前日に梅雨明けというタイムリーさ。急きょのキャンセルもあり残念でしたが、然さん+コミュメンバー8名と犬1匹+スタッフ3名+その他メンバー3名、総勢15名+1匹。オリエンテーションで自己紹介もしつつ、わいわいとスタートしたのでした!

「カモシカ ハイキングコース」は全長約4km/約2時間のコースで、地元の登山愛好家が散策中にカモシカと出会ったことから、こう名付けられたのだそう。看板にある「カモシカも貴方の来るのを待っているでしょう」という誘い文句がこれまたいいっ。然さんも3回に1回はカモシカに遭遇するとのことで、期待大です。

まず何より安全第一
スタッフは熊鈴をつけ、熱中症対策として塩タブレットを全員に配布、適宜、水分補給の声掛けを行います。その他、気をつけなければならない植物としてヤマウルシ・ツタウルシを教えていただきました。ツタウルシは特にかぶれやすいので触らないようにとのこと。変わったキノコも沢山ありましたが食べられないものがほとんどのようです。(ただ、やはり初心者には見分けるのが難しいのですが…)

木漏れ日が美しいハイキングコース


歩き始め、前半は、ゆるめの上りが続きます。気温もあいまって汗が噴き出してきて、運動不足のわたしなんかだと息が切れてきます。この辺りでなんとなく、でも誰しもが、“あること”に気づきはじめます。

実は、カモシカ ハイキングコースという可愛い名前と、地元では保育園の年長さんも歩くと聞いて油断しがちですが、かなりの本格派コースなのです…!

「ハイキングじゃなくてトレッキングでは…」
「ゆるつなだけど全然ゆるくないw」

最終的にコミュメンバーや関係者の皆さまからいただいたこーんなお言葉からもご想像いただけると思います。(わたしは下見で歩いてわかっていたはずでしたが8月の暑さはひと味違いました…)

後半の下りではロープをつかむような道も…


そんな中でも、「展望台まであと少しだー」「がんばれー」と励まし合ったり、「ついたー!」と喜びや達成感を共有することで一気に一体感が生まれたように感じます。みんなで一緒に、西和賀のこびる(わらび餅)を食べたこと、そして展望台からの眺望が忘れられません。

*こびる=小昼。方言でおやつ・間食の意味。


展望台からの景色


然さんが用意してくださった西わらび粉100%のわらび餅おいしかったです!


錦秋湖が見えるスポットではちょうど北上線が!
(奇跡もしくは然さんのタイムマネジメント)


~こぼれ話~

「やっっほーー」

「やっっほーー」 ⇒ みんながやまびこの真似をしてくれた!

途中、周囲の山々の名前や標高を説明する看板だけがポツン。聞くと、昔は見晴らしがよかった場所だが、木々が成長して見えなくなってしまったのだそう。自然ってすごい。

然さんが熊のフンを発見!
それもかなり新しい(ホヤホヤ)とのこと…鈴を鳴らしながら進みます…

結局、熊には会いませんでしたがカモシカにも会えませんでした…!


ネビラキカフェとKAWASHIRINOIE

無事に山を降りてからのネビラキカフェでのランチは胃に染みわたります。その後、絶景レイクビューのテラス席と、ネビラキさんがリノベーションを進めているお宿「KAWASHIRINOIE(ネビラキinn)」の内覧会も見学させていただきました。これがまたカフェのすぐ近くで。来春のオープンが楽しみです!

テラス席(一部)と西わらび入りハンバーガー&南いわて宣伝部長のケロ平
次回はテラス席でゆっくりコーヒーを、と心に誓いました


交流タイムも忘れずに

全体で見るとハイキングがハイライトすぎるのですが、最後の交流タイムもとてもよかったのです。ここで登場してくださったもう1人のゲスト、ネビラキの瀬川瑛子さんのお話も少しご紹介しますね。

●神楽が好きでIターン!

移住当初は花巻在住 ⇒ 結婚して西和賀に

ペーパードライバーでしたが、そんなこと言っていられない仕事で(取材で東北じゅうを周ったり)、運転はすぐに慣れたと思います

●女子1人で飲みに行けるお店がなかなか無いので、同僚などと行く機会を楽しみにしていました

●(豪雪の西和賀の話題で)雪かきも結構楽しいですよ。雪かきハイ、みたいな感じで。それと集めた雪を湖に捨てるのが気持ちいいです

カフェがこんなに忙しくなると思ってなくて。雪のこともあるし、子どもとの時間も大切にしたいので、冬季休業にして無理せずやっています

自分も○○の知り合いのところに遊びに行ったり、○○のBBQに参加したりということがよくあります。二拠点などと言いますが、住んでいる町だけでなく、南いわてや岩手県内で複数拠点を持てるといいのかもしれません(住居という意味だけでなく居場所や関係性・つながりとして)

ネビラキの瀬川瑛子さん(奥)
フリートークとは思えないトーク力


本当は、皆さんの移住前後の体験談・エピソードの共有についてもご紹介したかったのですが、それはまた次回。


おわりに

少々、長くなってしまいましたが、noteということで少し読み物っぽくしてみました。いかがでしたでしょうか?

改めまして、ご参加・ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。ぜひゆるつなをきっかけに、コミュメンバー同士で、そして西和賀町の土地や、お店、人々とも、ゆるくつながっていただければと思います。そしてぜひ南いわて暮らしを楽しんでくださいね!


▼南いわて移住者交流コミュ『ゆるつな』
   今後の予定

  • 第3回 11/16(土)予定 @奥州市

  • 第4回 12/ 7(土)予定 @遠野市

ぜひまたお会いできることを楽しみにしています!

(おかだ)



▼ネビラキ

WEB https://www.nebiraki.world/
Instagram https://www.instagram.com/nebiraki.cafe/

今回、内覧会もされていた新しいお宿「KAWASHIRINOIE(ネビラキinn)」ではクラウドファンディングもやられているので、ぜひチェックしてみてください。


▼JR北上線は今年100周年!
現在フォトコンテスト開催中! 今回の写真を投稿してみませんか?
詳しくはこちらより ⇓

ちなみに、スタンプラリーは2つしか押せずに期間が終わってしまいましたが、個人的には北上線に乗ること自体が初めてだったので、すごく楽しかったです~



2024年8月22日「河北新報」朝刊に掲載になりましたので、
ご紹介いたします。

河北新報社提供

いいなと思ったら応援しよう!