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いいアイデアって、なんだろう。

どうも、いわきりです。

すっかり季節は冬となり、コートが手放せない時期になってきましたね。

私が冬にやっている防寒は、マスクをすることです。

一見風邪をひいているかのように思われますが、実は冷たい風から顔を守るためにつけています。

風邪も、風からも身を守る。(コピーだとしたらクソですねww)

たまに、風邪もひきますが、大体が防寒のために付けているので、心配は無用です!

何なら、「風邪?」と聞かれて回答に困ってる節もあります(笑)


今回のいわきりの独り言は、
私が「大隈塾」という環境を借りて企画した、

「いいアイデアってなんだろう。〜応援されるアイデアたちを一緒に研究する時間〜」

をやろうと思った本当のキッカケ・やるまでの過程・終えた後に感じた後味

について書いていこうと思います。

少しいつもより長くなるかもしれませんし、
どうせ独り言なんで、やめとくから今の内ですよ〜。自己責任で。


キッカケは些細なことって、ホントだった。

元々大隈塾というのは、早稲田大学GEC科目「たくましい知性を鍛える」という講義だ。

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この講義は他とは異なる3つの特徴がある。

①ゲストスピーカーをお呼びする。

この講義には、決まった教師はいない。
その学期に沿ったテーマを決め、そのテーマに見合う学びを深めるために、
政治、環境、LGBTなど様々な業種で社会の第一線で活躍されている方々をお招きしている。

過去には、田原総一郎さん、落合陽一さん、ホリエモンさんなど、

名だたる著名人から貴重なお話をインプットしてきた。

②学生主体

この講義を企画、運営しているのは「学生」だ。

SA(スチューデント・アシスタント)と呼ばれる4名の精鋭をはじめ、

SS(スチューデント・スタッフ)と共に、

講義の企画を一から行い、当日の運営も全て学生が行う。

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③PBL(Project Baced Learning)

講義で学んだ知識をそのままにせず
プロジェクト化というアウトプットをする場を設けており、大隈塾初の新たな試みも学生から生まれている。

簡単に言うとこんな感じの講義が、大隈塾だ。

私はSSという立場で、この大隈塾に関わりを持っている。

今回は、私が1回分の講義を担当させていただくことになり、

どうすれば学生が前のめりになって興味を持ってくれる講義を作り上げられるか考えた。

当初のゲスト講師選定プロジェクトでは、
私が尊敬してやまない
SHOWROOMの前田裕二さんをゲストとしてお招きするつもりだった。

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あらゆる手段を講じてアタックした。

最初は会社にメールを送った。
返信は来なかった。

次にtwitterで1週間メモと共にDMを送り続けた。
返信は来なかった。

最後に講演会に出向き、出待ちして車に乗り込む瞬間に直接手紙を渡した。
返信は来なかった。


なるほど、、。そうだよね、うん。忙しいよね。

クソ〜〜〜!!!

返信くらいしてくれてもいいじゃんかよ!(泣)


諦めるしか選択肢は無かった。

担当する身としては、どうにかして講義を成立させたいと思っていた。

そんな時だった。
明円卓さんが、twitterでデジハリ大の先生を務めるとツイート。

大隈塾とか関係なしに、

いわきりとしての純粋な気持ちだった。

意外な回答だった。

マジ?! これだ!!!


広告業界でご活躍されている人はだいたいフォローしていたので、

明円さんはその内の一人だったわけだが、

決定的に他の人と違って特別視をしていたのは、過去の失敗を糧に努力できた人であったことだった。

こんなツイートがある。

明円さんは常々、
謙虚な姿勢を貫いているが、
実は努力家で負けず嫌いだった。

そんな姿が自分と重なり、この人の話を聞いてみたい!と思うようになった。

(明円さん、ツイート引用しまくりました。すみません!)


前田裕二さんを諦め、明円卓さんにお願いするために、大隈塾に話を通して、
翌日中に返事を返した。

この行動力が明円さんの心を動かして、
11/29に講義を行うことが決まった。

これが明円さんにお願いするまでの流れだ。

発信することの大切さや、
行動力を持つことの強さを学んだ。

仲間との協働

こうして11/29に講義が決まり、
それまでにどんな講義にしていくか
どんなことをスチューデントに学んでもらおうか
そんなことを常に考えていた。

大隈塾には広告業界に興味がある人が多いわけではないと思うので、

広告に関する詳しい話というよりかは
普遍性のあるテーマがいいと感じた。

そこで考え付いたのは、『アイデア』について。

私自身、広告にまつわる何冊もの本を読んできて
分かったのは、アイデアというのは
決して才能があるから出来るものとは言えず、論理性があるものなのだ。

そこをみんなは誤った認識をしている。
その誤解を、講義で解消しようと思った。

明円さんとの打ち合わせも、
この路線で一致した。

そうして、SAとSSで協働し、
SNS用の告知画像をデザインしたり、
身の回りの人への声かけを行った。

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私自身も、
インスタやtwitterで呼びかけを行い、
インターン先やコピーライター養成講座のグループラインなどでも告知を行った。

広報をやって思い知ったのは、
やはり見られている前提で作ってはいけないんだということ。

どうすれば、個性が弱い人の呼びかけにも反応してもらえるかをもっと考えなければならず、

何を伝えたいか明確化すること、デザインや、インパクトなどによって
ターゲットの心に残像を残すことが大切かを学べた。

久しぶりの不安と緊張

企画した身からすれば、

本当に教室は埋まるのか?
みんな満足してくれるのか?
ゲスト講師も何か得られるものがあるのか?
ワークは上手くいくか?

色んなことが不安となり、
当日は緊張を隠せていなかった、と思う。

開始6時間前から
SAとリハを繰り返し、
用意する資料、ワークの道具を準備した。

SAって本当によくやるわ。
1つの講義を成り立たせるために、
どれだけの時間を費やしているのだろう。
この立場にならないと、見えない姿だった。

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16:10
明円さんが南門に到着したというので、
世間話をしながら教室へと向かう。

16:20
ぞろぞろと集まりだし、いつもよりも人が多く感じた。
明円さんとの最終打ち合わせ。
資料の確認と、スライドの確認。

16:30
始まった。

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後ろの反応は如何に!?

SAたちが気を利かせてくれたのか

私の席は明円さんの真ん前だった。

嬉しい気持ちでありながら、
不安も感じていた。

自分よりも、周りの人がこの講義を受け入れてくれるか気になったからだ。

一番前の席だと、後ろがどのような反応をしているか分からなくってね(笑)

別に自分が講義をするわけではないけれども、

その日、その時間を無駄だったと思わせないような企画をできたか不安だった。

ここまできたら、明円さん頼みだったが。


明円さんの講義はいつものゲストスピーカーよりも、かなり盛り上がっていた。

明円さんが実現したいと言っていた、啓蒙的な講義にしたくないという想いが実現できていたからだろう。

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講義では、明円会の話から始まり、アイデアについての誤解をとく、素晴らしいアイデアを例にして、非常識発想法と9Q発想法を教えていただいた。

最後には、ポスターセッションを行い、全員で高田馬場ロータリー問題を解決するためのアイデア出しを行った。

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不安は時間が経つにつれ、消えていた。

最高の時間だった。

みんながアイデアについて考えてくれて、

みんなが「へぇ〜!」と納得してくれて、

みんなが「ハハハハハ!!」と笑ってくれた。

そんな空間を企画することができた。


この授業の到達目標は

「企画をする、が好きになる。」でした。

みんなは、いろんなアイデアの例に触れることで、

自分で何か新しいことを始めたい!と思えたり、

目の前にあるものが、どんな課題を解決しているものなのかと考えれるようになったかもしれない。

しかし、私は、少し違った。

この経験を通して、

私は、この大隈塾の講義自体を『企画』することができた。

「いいアイデアとは、どこかに新しい発見があるものだ。」

と明円さんは講義で言っていた。

ただ、最後の見送りで会話した時に別のことを伝えてくれた。

「いいアイデアは、すべての人を幸せにできる。」

と。

今回の講義にそれを当てはめた時に、

今回の企画は、SA、SS、むらさん、スチューデント、ゲストスピーカーすべての人に、学びがあり、有意義なものだったのではないかと思っている。

講義後に、「企画ありがとう!」とか、「楽しかった!」という声が、それを確信付けている。

みんなを幸せにできたかは、定かではないが、

届くものはあったのかな、なんて思ってる。

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やはり、私は広告が好きだ。

アイデアという武器で行う課題解決手段で、

人の感情をポジティブに変換し、ちょっとでも幸せになってもらう。

そのちょっとが溢れた環境は、きっと明るい未来になっているはず。

大切な人が、笑顔でいることが、何よりも代えがたい私にとっての幸せだ。


そんなことを感じさせてくれた。

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読んでくださってありがとうございました。

あと少しで1年が終わりますね。

この1年間で私への印象がガラッと変わったのかなって周りの反応を見て思います。

とりあえず、麻薬と変な宗教には入ってないので、安心してください。

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