ゆりかもめ — 駅名のフォント —
みなさま、こんにちは。
新入社員(営業)の畑中です。
このところ、すっかり暖かくなってきましたね!
とても過ごしやすい気温なので、この時期がずっと続けばいいのにと毎年考えています。
先日、印刷博物館への訪問をご紹介しましたが、今回 早くも第2回 「社外フォント調査」です!
・
・
・
話は4月に戻るのですが 先日、石川祐基さんが書かれた『 日本のもじ鉄 —鉄道サインと書体の図鑑— 』を拝読しました。
実はこの本、日本全国 201路線の駅名が書かれた看板に、どんなフォントを使っているのかを紹介してくれる本なんです。
この本は、駅の看板や文字が好きな人「もじ鉄」に向けた本です。
いつも何気なく乗っている路線はこのフォントを使っていたのか!
など、発見と驚きの詰まった本でした。
本を読み進めていくと、駅名表示の和文部分に「 イワタUDゴシックM 」というフォントが使われている駅がいくつもあることが判ったので、早速行ってきました!
どこに行ったかというと・・・
東京臨海新交通臨海線、通称 「 ゆりかもめ 」に乗ってきました。
みなさんは、ゆりかもめに乗車したことはありますか?
汐留やお台場などのベイサイドって、私にとっては非日常的な特別感があり、とってもワクワクします。
ということで、「豊洲駅」から乗車し、 終点の「新橋駅」までを満喫してきましたのでご紹介します。
まずは、豊洲駅です。
こんなに大きく、世の中に使われているイワタのフォントを見たのは初めてだったので、かなり興奮しました。
この表示のほかにも、こんなところでも発見しました。
さて、豊洲駅を出発してちょうど半分あたりの「お台場海浜公園駅」で途中下車をして、お台場を散策しました。
豊洲から乗車したときは結構雨が降っていたのですが、お台場では一瞬だけ晴れとなり、美しいレインボーブリッジの夕焼けを見ることができました。
いよいよ終点の「新橋駅」に到着しました。
私は途中のお台場海浜公園で下車しましたが、一度も降りなければ、豊洲⇔新橋間を30分ほどで移動できるみたいです。
また、今回このブログを書くにあたって、株式会社ゆりかもめ様より、ロゴマーク使用の許諾および、イワタUDゴシックが使われている場所の写真を提供いただきましたので、一気にご紹介します!
今まで何度も乗ったことのあった ゆりかもめ でしたが、「イワタのフォントが使われている」ということを実感しながら乗車するのはひと味違って、たいへん感慨深かったです。
また ゆりかもめ のほかにも、「京成電鉄」や「日暮里・舎人ライナー」「阪急電鉄」など、全国の鉄道会社でもイワタのフォントを使用いただいているので、またいつか、イワタフォント利用の鉄道会社の駅を訪れた際には、このブログで紹介できたらと思っています。
次回は、「 イワタのUDフォント について詳しくご紹介したいと思います。
それでは、今回もご覧いただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?