ばんえい日記 2023.10.2 【2歳馬戦の展望】
この日は7レースの2歳A-1クラスを見に行きました。
僕のあれちくPOG馬であるホクセイポルシェが出走。ホクセイポルシェは前走の青雲賞(2歳牡馬OP)を制したこともあり、競馬新聞ではグリグリの◎に推されていました。この馬はなんだかんだ走っていて、2歳馬賞金ランキングは牡馬ではトップです。
レースは結局1番人気をミチシオに譲りました。先行力はあって第1障害を先頭で切りましたが、第2障害ではミチシオに先行され、そのままズルズルと入線し結果は4着。うーん…といったところです。実はホクセイポルシェ、デビューから一度も1番人気になったことはないのですが、人気すると走らない馬なので(3~6番人気でしか勝利したことがない)、今回は勝利は逃すかもと思っていました。しかし、まさか複勝を外すとは。
ホクセイポルシェは差し脚はあまりなくて、先行して詰まらずしぶとく歩けるのが魅力の馬だと思うので、ミチシオに遅れて障害を切っているようではだめなのだと思います。障害降りて先頭に立ち粘るor2・3番手で他馬が詰まったところを交わすのが正攻法なのかな。
次走はナナカマド賞??世代重賞を取れる器だとは思っているので、こんな感じでは割と心配です。馬主でもなんでもないけど。
2歳馬戦 今後の展望
さて、10月半ばにはナナカマド賞から、世代重賞が始まります。そして11月からは、年末のヤングチャンピオンシップに向け、各地区の産駒特別が行われます。十勝産駒特別、北見産駒特別、釧路産駒特別、南北海道産駒特別、北央産駒特別はそれぞれ、その地区の生産馬しか出走できません。そして、それぞれのレースの上位2頭に、ヤングCSの出走権が与えられるわけです。
では、第13回時点での各地区の賞金上位馬を集めてみたのでご覧ください。
もちろん本番はこの通りにはならないでしょうが、大体のイメージはつくかなと思います。あ、北見だけ8頭しかいないのは、北見産馬があまりにも少なく、途中で調べるのを放棄したからです。わかったら教えてください。
十勝はさすがのメンバーの厚さ。まあこのメンバーならスマイルカナとホクセイポルシェなのかなというところ。しかし、2頭とも負けたこともある馬も多く、なかなか侮れません。タイトルボス、キタノキンショウはA-1に上がってから大敗しているので、よほど急成長しない限り少し厳しいか。
北見はミチシオすぎる。2番手にディーホワイト。ディーホワイトはまだまだ粗削りらしいので、化けたら強いかもしれません。
うーん。上位3頭のうちどの2頭が行くかなという印象です。ていうかトカチヒロって釧路の馬なんだ。
南北海道は数字だけ見るとあまりですが、意外とメンバーは濃いです。アアモンドミヤビ、ホクセイガキタ、イワキエンジェルといった牝馬組は、割と有力な候補になってくるような気もしないこともないです。
アソワールドに関しては、現状A-2を勝った馬ですが、過去にはA-1で大敗しています。クリスタルイプセも同様で、A-1では歯が立っていませんが、いちい賞(2歳牝馬OP)での勝利により賞金を加算した感じだと思います。
正直、十勝から5頭くらい出してあげたいメンバーでしたね。
上位2頭ずつヤングCSに出走したとしても、スマイルカナ&ホクセイポルシェとミチシオのバトルになる気がします。
余談:ふと見返してみると、能力検査では同じレースの1着馬ウルトラコタロウの走りっぷりに釘付けで、ホクセイポルシェの写真はこの1枚しかありませんでした。