ばんえい日記 2023.10.29(北見記念)
北見記念の前に、中央では天皇賞(秋)が行われました。イクイノックスとドウデュースの再戦となった今回ですが、武豊騎手が直前でアクシデントがあり乗り替わりとなりました。なんでこのタイミングに…と思わざるを得ません。
レースはジャックドール、ノースブリッジの先行でペース速いな〜と思いましたが前半57秒7というとんでもないタイムで通過。そして4角でイクイノックスが抜け出すと手応え十分のまま圧勝しました。強い。強すぎる。
追い込んできた、ジャスティンパレス、プログノーシスやダノンベルーガもいい競馬でした。
勝ちタイム1分55秒2、もはやゲームでしか出せないタイムなのでは…。アーモンドアイのジャパンカップ2分20秒6以来の衝撃です。
僕の予想は◎イクイノックス(1着) ◯プログノーシス(3着) ▲ダノンベルーガ(4着) △ドウデュース(7着) ⭐︎ジャスティンパレス(2着)だったので、まぁ概ね良かったんじゃないでしょうか。馬券買ってなかったけど。
さてさて、ばんえいに話を戻します。
北見記念はこれまたいいメンバー。
メムロボブサップとアオノブラックが隣枠9番、10番に、メジロゴーリキが1枠1番になりました。
アオノブラックは北見記念3連覇のかかる一戦でしたが、前年と前々年はメムロボブサップ不出走の中での1着ですから、メムロボブサップのいるここで勝ちたいという思いはあったでしょう。
対するメムロボブサップは890kgと、アオノブラックに20kgハンデを与えた状態で挑むことになりました。これで勝てればもう敵なしでしょう。
レースは高重量戦らしく進み、第2障害の前で数秒間全馬が止まり、一瞬の静寂がありました。しかしそこからが本番。先頭でメムロボブサップとアオノブラックがクリアすると、アオノブラックが一歩リード、そのままの状態で2頭が叩き合い、最後わずかにメムロボブサップが差を詰めましたがアオノブラックの勝利。0.7秒差でメムロボブサップ2着。3着にはいつもよりは先行策のゴールドハンターが入りました。
これで帯広記念はアオノブラック930kg、メムロボブサップ940kgになったと思われます。今回メムロボブサップが勝っていれば950kgという、もはやばんえい記念じゃんという負担重量になりましたが、アオノブラックとむしろ差が縮まり、帯広記念はメムロボブサップなんじゃないかという様相です。
メムロボブサップは負けましたが、さすがの走りでした。この2頭の激しい叩き合いは何度見ても心踊らされます。
ではでは。