私の肛門と強迫神経症
こんにちんぽ!
さてさてなんとか日記も3日くらい連続で書けているんじゃないでしょうか…
試練の3日目。私の様なハイパーめんどくさがりが挫折する魔の3日目である。
なんにもうかばない。
人類にはあまりにも早すぎるネタギレである。
とはいえ
こーゆーのは一日でも休んだら(私的に)意味はないのです……………。
なのでダラダラなんでもないことを書いてゆくとしますか…。やれやれ(読んでるこっちがやれやれである)
今日は二週間に一度、通っている遠くの精神科に来ている。
明日から正月休みということもあり、激コミである。
本当はこんな事態にならないように昨日予約していたのだが、
愚かなことに完全に予約の時間を…………寝過ごしてしまった。
病院関係者のみなさん、本当に申し訳ありません。
起きたときすぐ向かえばいいじゃないか!!!クズ!!と思われるかもしれないが、バスの本数も少ないこの田舎では
寝過ごしは大罪であり、その日の予定全てがダメになってしまうほどの効力をもつのである。
私のしでかした大罪により、
むりやり今日の一番最後の順番に入れ込んでもらったのだ。
今年最後に見る患者の顔が、小骨のぼーとしたまぬけな顔で先生もさぞつらいことだろう…。
さて、私はバスの出発10分前まで
朝食べた、謎の英字が書いてある激辛のトムヤムクンヌードル(うまかった)の申し子による暴走、すなわち腹痛に脂汗をかいて苦しんでいた。
気を抜いたら、私の中で暴れ狂うとむやむ君の怒りが…!体外へ放出されかねない!(!)
や、休むか!?
いや、また病院に迷惑をかけてしまうし、何より、今日を逃しては薬が切れる。
ヤク中の私からしては一大事である。
なんとしても、今日中にアニキ(先生)からヤクを打ってもらわなきゃならねぇんだ!
うんこなんかに負けていられない。
なんとかバスセンターまで歩いてバスにのったら、腹の中のとむやむ君が少しおとなしくなっていた。
きっと私の胃腸達にあんまりこのシマで調子のるなよ!としばかれて、今ごろ反省文でも書いているのであろう。
よしよし。
そう思って私はバスに乗っている約2時間の間、やすらかに睡魔に身をまかせることができた。
さて、病院のある街の駅までついた。
大事(おおごと)である。
さっきまでいい子にしていたとむやむ君が、銃と日本刀をたずさえて、腹の中で暴れだしたのだ。
拳銃でパンパンと打たれると、弾が当たった内部は腫れ上がり、鈍い痛みが私を襲う。
日本刀でぐさぐさと刺されると、ゴロゴロゴロと私の腹は音を立てながら左右にのたうち回り
つまり
まじで痛い!!
病院まで間に合わん!!
だんだんと力が入って行く肛門をキッとしめながら、私は病院のすぐ手前にあるスーパーに入った。
不自然にスーパーの天井あたりを見ながらスタスタと店内をを競歩で徘徊した。
…ない!!トイレの表示がない!!
ここはまさか防犯上トイレをなくしているというそういうやつか!?
ちくしょう!!!!治安を悪くした犯罪者達のせいで私の人間としての尊厳が失われたその時は!!!!自分が犯罪者になってでも貴様らを糞尿地獄に落としてやる!!
いくら憎しみを込めて競歩しようとトイレの表示はないので、もう…肛門を巾着袋のごとくきつくしめなおして、
病院のトイレを借りよう…と決めてはちみつ100パーセントの飴をレジに持っていった。
(人間いくら極限状態でも、自分の好きなものを前にすると一瞬冷静になりますよね)
すると、レジの奥にトイレのあの表示が!!!
一気に緩む、肛門。
ハハハ、まてまてまて、もうすぐさ
私はレジのおねーさんにさわやか笑顔でお礼を言って、笑顔のままトイレに吸い込まれていった。
私の人間としての尊厳は守られた。
しかし、本当の恐怖はこれからであった。
言ってなかったが私の患っている強迫神経症は、自分の行動すべてを疑い、あり得ないことまで心配しまくるやっかいな病気なのである。
私は今病院の待合室で、
トイレを探し競歩になっているうちに、無意識に、気づかないまま
老人に激しくぶつかり、殺していないかを脂汗をかきながら心配している。
否!さすがにぶつかったら気づくだろ!
否!腹痛の痛みで我を忘れていたら!?
否!終始店内穏やかな雰囲気だったじゃん!そんな事件が起こったら店内大騒ぎだろ!
否!スーパーの棚の巧みな構造により、死角で老人が倒れていることにみんな気づかないでいるんじゃないか!?
私は…人殺しだ…。
こんなことを毎秒考えるので一時期
用事で外に出る10分の道のり→
その道のりで人を殺してないか確認しにその道のりの往復をする→
さらにさっきの確認の途中で人を殺していないか確認しにその道のりの往復をする→
さらにさらにさっきの確認の途中で人を殺していないか確認しにその道のりの往復する→
無限
ぐるぐるぐるぐるぐるぐる
同じ道を繰り返し歩き、10分で帰れる道のりなのに、帰る頃には5時間、3時間たっていたこともある。
薬により今は大分落ち着いたが、気を抜いたらすぐこの魔境におちいってしまうのだ。
ああ…はやく…はやく
薬を…はやく…はやく…はやく…
ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる…
まわるまーわるよ思考はまわる~~…
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