#421 製薬業界ネタ~財務省 累積額控除の見直し含む「毎年薬価改定の完全実施」を主張
おはようございます!本日もよろしくお願いします。何だか変な天気ですね。晴れている感じがしましたが、突然、曇ってきたりして。なんか南の国の天候のようですな。すっかり気候が変わってしまった感がありますよね。今年の夏はどうなるんでしょうね。猛暑にならないといいなと思いますが、きっと暑いんだろうなと。しっかり体力を付けて乗り切りたいなと思います。しっかり時間があるときはジムに行ってこようっと。さてさて本日は「製薬業界ネタ~財務省 累積額控除の見直し含む「毎年薬価改定の完全実施」を主張」です。
保険償還の可否の判断。。。
財務省は本気だなと思いましたね。以下、記事からの抜粋です。財務省主計局は4月16日の財政制度等審議会財政制度分科会に、2025年度薬価制度改革に向けて、新薬創出等加算の累積額控除の見直しを含めた「毎年薬価改定の完全実施」を改めて主張した。また、日本の医薬品市場は日本だけでしか販売されていない新薬が多い「顕著な例外」な市場であると指摘。費用対効果評価の本格適用により、薬価配分にメリハリをつけることで、魅力を高めるとともに国際競争力の強化につながるとの見解を表明。費用対効果評価の「保険償還の可否の判断」も含めた本格活用を主張した。あわせて、医薬品のアクセスを確保するために、保険外併用療養制度や民間保険の活用を検討することも提案した。
ますます変化しそうな日本市場・・・
薬価の毎年改定は、まあ既にそうなってきていますし、予想の範囲内かなと思いましたが、一歩踏み込んで保険償還の可否についても議論が始まりそうですね。そうなってくるとヨーロッパのようにSoCに対しての優越性みたいなものを出さないと保険償還されないなんてことにもなるかもしれませんね。あと医薬品のアクセスにかんしても保険外か民間保険かという、かなり踏み込んだ内容になっているのかなと思います。万が一、こういう制度が導入されてしまうとますます日本市場に入ってくる会社が少なくなるんじゃないのかなと思ったりもします。まだ詳細は議論されていないので、これからもフォローしていこうと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?まあ確かにどんどん高齢者の人口比率が増えて行っているわけで、社会保険料も永遠に上げ続けるわけにもいかず、いよいよ提供できる医療を切ってくる方向に舵を切りそうなのかなと思いました。理解は出来ますが、その分、新薬に対しての報酬を増やさないと、ますますラグ・ロスは増えるでしょうね。ただそうすると後発品メーカーは経営が成り立たなくなり、そもそも医薬品が供給できるのかという難しい問題をはらんでいるようにも思えました。いずれにしても今後もフォローしていこうと思います。ではでは、また!
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