#467 製薬業界ネタ~24年4~6月の国内医療用医療用医薬品市場、前年同期比0.8%増の2.8兆円
おはようございます!本日もよろしくお願いします。夏は暑いので6時台に犬の散歩していますが、さすがに今週に入って涼しくなってきた感じがします。暑さの山は越え始めている感じですかね。気持ちよく犬も散歩できたようで上機嫌でした。とはいえ日中はまだまだ暑いので気をつけて過ごしたいと思います。何となく夏の疲れも溜まってきているような感じもありますし、仕事は最低限にして運動したりしながら、少しリフレッシュしていきたいなと思います。さてさて本日は昨日に続いて国内市場関連「製薬業界ネタ~24年4~6月の国内医療用医療用医薬品市場、前年同期比0.8%増の2.8兆円」です。
24年4~6月の国内医療用医療用医薬品市場
国内市場全体の今年の2Qの雰囲気が分かる統計です。以下、記事からの抜粋です。IQVIAは8月20日、2024年4~6月の国内医療用医薬品市場が前年同期比0.8%増の2兆8169億円だったと発表した。製品別では、MSDの免疫チェックポイント阻害薬「キイトルーダ」が472億円でトップ。4月の薬価引き下げが響いた小野薬品工業の同「オプジーボ」は363億円で3位となり、2位には第一三共の抗凝固薬「リクシアナ」がランクインした。市場が前年同期を上回るのは21年4~6月期以降、13四半期連続だが、伸び率は鈍化した。市場の内訳は、▽病院(病床数100床以上)1兆3488億円(前年同期比1.6%増)▽開業医(100床未満)4894億円(1.6%減)▽薬局その他9787億円(1.0%増)――だった。
そこそこ良い数字か。。。
国内市場全体としては、まだぎりぎり成長している感じでしょうか。コロナ関連の薬剤が売り上げが減少して、かつ大型薬の薬価引き下げがあって、この数字なので、そこそこ良いんじゃないかなと個人的には感じました。市場全体でもプライマリーからスペシャリティへ売り上げもがっつり移動していますし、正直、スペシャリティ製品でそこそこいいものを持っている会社でないと生き残れない感じも見えていますね。昨日のネタではありませんが、国内企業の苦境がこちらの数字から見ても明らかだなと思いました。解雇規制が強い日本だとビジネス転換の時期に組織を変化させるのが難しいこともこの辺の状況をさらに悪くしているのかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?しばらくするとGLP関連で少しプライマリーも持ち直すのかもしれないですが、トレンドは変わらないかなと思いますね。私が学生の時に感じていた医薬品業界は安定しているというイメージもかなり変わったなと思いました。今後もさらにスペシャリティ領域の中も細分化されていくでしょうし、ビジネス環境も大きく変わると思いますので、しっかりとフォローしていきたいなと思います。新しいモダリティの規制関連の知識についてもキャッチアップしないといけないですね。ではでは、また!
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