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#328 業界ネタ~中国製薬、日本でもじわり存在感

おはようございます!季節の変わり目のあるあるなんですけど、娘が熱を出しまして・・・旅行に行ったりもしていたので、疲れが溜まっているんだろうなと思いますね。今日はひとまずゆっくり休んで様子見かなと。咳とかのどは痛くないって言っているので、小児科に行くのもちょっと待ってからにしようかなと。小児科に行ってもらってくるってケースもあるので。まずは熱が下がってくれるといいなと思います。さてさて本日は「業界ネタ~中国製薬、日本でもじわり存在感」です。

中国、頑張ってますね・・・

少し前の記事ですが、トレンドだと思ったので共有します。以下、記事からの抜粋です。中国発の創薬イノベーションが日本でもじわじわと存在感を高めています。中国で創製された抗がん剤「ハイヤスタ」が2021年に承認されたのに続き、今年9月には上海のバイオベンチャーが同gumarontinibを日本で申請。武田薬品工業は香港のHUTCHMEDから同フルキンチニブの開発・販売権を取得し、日米欧で承認取得を目指しています。それ以外にもEAファーマは9月、南京に本社を置くTransThera Sciencesと、肝・消化器領域の新薬創出を目指して共同研究を開始。同社は炎症性疾患に関するナレッジと独自の低分子創薬プラットフォームを持つ企業で、両社はプロジェクトチームを組織し、リソースを出し合って新規化合物の創出に取り組みます。

10年間の投資が・・・

結構、この辺、私の肌感覚ともあっていて、かなり積極的に中国の会社が新薬開発に乗り出してきている印象がありますね。特にオンコロジー領域はかなり活発だと思います。私が10数年前に研究側にいたときのトレンドが研究開発拠点を日本から中国にという流れがあったのをふと思い出しました。ここに来て、中国に投資されたシードが目を出し始めているのかもしれませんね。そう考えると医薬品の場合、10年間は投資し続ける覚悟でやっていかないといい流れは出てこないのかもしれませんね。日本もそういう中長期的な視点でシードへの投資を行っていかないと世界からはますます取り残されていくことになるのかもしれないなと。

まとめ

いかがでしたでしょうか?少なくともドラッグ・ロスのような現象が減るように海外バイオベンチャーの開発支援を行っているんですけど、日本の研究にも頑張って欲しいなと思いますね。時間はかかるので今すぐというわけにはいかないと思いますが、10年先を見越して、いいものには投資される環境になって欲しいなと。個人的にはエクソソーム研究は日本もいい研究者がいますし、乗り遅れないで欲しいなと思う分野です。こういう新しいモダリティにも日本からチャレンジしていけるといいなと期待しているところです。ではでは、また!


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