初めての飛行機|あかちゃんと散歩(海外旅行編)
こんにちは!育休中に大学院に進学した、Iwashiです。もう9月なのに6月の大学院生活を記録しているところですが、ここで閑話休題。あかちゃん(1歳2ヶ月)との夏休み、ロサンゼルス旅について記録していきたいと思います。
スポーツ観戦が大好きな私たちは今回、ドジャースタジアムでの野球観戦やローズボールでのアメフト観戦などを楽しみました。L.A.定番のユニバーサルスタジオ、ディズニーランド、ハリウッド観光、ビーチなども訪問。最高でした!子ども連れということもあり、長時間フライトは耐えられるかな?交通手段どうしよう?ベビーカー必要?食べ物は?オムツ足りるかな?日差し大丈夫かな?治安大丈夫かな?出発前は何かと心配事もありましたが、無事、安全に健康に楽しく帰国することができました。何回かに分けて、備忘録的にTipsを残していきたいと思いますので、これからあかちゃんや子どもと海外に出発される方や、子連れ旅行に関心がある方、海外に行ってみたいと思っている方、子どもとの旅行懐かしいなと思ってくださる方に読んでいただけたら嬉しいです。
今日は、初フライトの記録。
選んだキャリアは日系のANA
息子は1歳2ヶ月。鉄道での国内旅行は何度か行ったことがありましたが、国内線も含めて飛行機に乗るのは初めてでした。できるだけサービスが充実しているキャリアがよいと思い、今回はANAを選びました。
ANAが提供している子ども向けのサービスは、こちらのリンクからご覧いただけます。
https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/reservation/support/international/family/
ベビーベットと席
息子の体重はすでに10キロ近くあるため、今回はベビーベット(バシネット)は利用しませんでした。ネットで航空券を予約してからANAに電話で受けられるサービスを確認しましたが、バシネットを利用する予定がある場合は予約時に電話することをおすすめします!電話でスタッフの方がいろいろ教えてくれます。
2歳までの幼児は航空券が「幼児料金」になります。座席を使わない場合は大人料金の10%、使う場合は75%となります。今回は座席を使わずに搭乗することにしました。
ベビーベットを利用しない代わりに、子ども用の携帯ベッド(Flytot)を持ち込みました。フットレストのようなもので、主要な製品にはJetKidsやFlytotがあります。多くのキャリアで使うことができますが、エミレーツ航空など一部のキャリアでは使用できないこともあるそうです。事前に確認してみてください。
Flytotは最近リニューアルされたようで、Flytot Plus 2.0という型を公式サイトから購入しました。自動で空気を入れられ、1分以内に設置でき、ストレスフリー!わたしの足元はかなり狭くなりましたが、息子は足を伸ばして熟睡していました。ワンオペだったら狭いかもしれませんが、今回はとなりに夫が座っていたので少しスペースをもらって、楽に過ごすことができました。
機内食とおやつ
食事は事前に「ベビーミール(BBML)」を指定しました。なお、電話でも確認しましたが、座席を使わない幼児は「お子様向けの食事(CHML)」は指定できないそうです。息子はおかゆよりごはんの方が好きなので、CHMLをお願いしたかったのですが、BBMLしか指定できませんでした。ごはんは持ち込みました。BBMLはバナナ、野菜のピューレ(往路はにんじん、復路はほうれん草・小松菜)と炭水化物(往路はおかゆ、復路はじゃがいも)、果物のピューレ、のみもの、ヨーグルトなどが入っていました。成長と好みに合わせて量と内容を選択できるように、いずれも多めに入っていました。息子はあまりピューレが好きではなかったようで、持ち込んだレンチンのごはんとバナナを好んで食べていました。
また、おやつとして干し芋を2袋、粉ミルク200ml×4本分を持ち込みました。結果大成功で、空腹で泣き出すことはありませんでした。
ベビーカー
わたしたちの当初の懸念はベビーカーの持ち込みでした。羽田や成田ではベビーカーを貸し出してくれることがわかっていましたが、ロサンゼルス側では難しそうだということが事前にわかっていました。入国審査が長引いた場合に抱っこ紐だけではかなりしんどいため、ベビーカーは機内に持ち込みたいと考えていました。ただ、今回息子は幼児料金のため、手荷物はわたしと夫の1つずつ、合計2つしか持ち込めないことになっていました。ベビーカーは機内持ち込み可能な大きさに折り畳めますが、手荷物の1つにカウントされてしまうと、大きなオムツバッグかわたしたちの身辺荷物のどちらかが持ち込めなくなってしまいます。そこで、チェックインの際にカウンターでお願いしたところ、ベビーカーを搭乗ゲートまで使用し、預け荷物として預けた上で、ロサンゼルス到着後すぐに受け取ることができました。また、日本に戻る際はカウンターで「ベビーカーは手荷物にカウントされない(無料だ)」と言われ、手荷物として持ち込むことができました。出発地と到着地の事情により異なるようなので、カウンターで確認することをおすすめします。少なくともANAの方は皆さんとても優しくて、最善を一緒に考えてくれました!
オムツと授乳
これまであまり気にしたことがなかったのですが、ジャンボ機にはオムツ台がついているんですね!小さいけど。ほとんどのオムツ替えは問題ありませんでした(厳密にいうと、最後の1回以外はすべて夫が対応してくれて、問題ありませんでした)。が…。息子、帰国便の着陸1時間前、最後のおむつ替えで、やってくれました。オムツ台の上で、噴水事件発生。たちまちオムツ台におしっこの水たまりが…。地面に溢れたおしっこはわたしの靴がキャッチ!(衝撃)
衣類は総とっかえになり、息子は手も足も機内で洗うことになりましたが、CAさんが「ここはきれいに拭いておきますので!」とトイレ掃除を引き取ってくださり、涙しました。
オムツは10枚、着替えを3組準備しましたが、ちょうど良かったです。
授乳については、息子はすでに卒乳していたので、哺乳瓶での授乳でした。お湯をお願いするとすぐに準備していただけました。機内ではキューブの粉ミルクが便利でした。往路は深夜便で多く飲み、復路は日中便で全く飲みませんでした。時間帯や体調、子どもの心理的状態にもよるのだと思いますが、念の為多めに持ち込むのが良いかなと思いました。
優先ゲート、優先搭乗など、支援充実
ベビーカーや車椅子移動の支援は、羽田、成田、ロサンゼルス国際空港、いずれも大変充実しており、本当に助かりました。エレベーター移動はもちろん、長い列をカットできたこともありました。入国審査のときに息子の水筒は中身を捨てなければならないと覚悟していきましたが、ベビーカーや車椅子用の優先ゲートを通ったところとても丁寧に対応いただけて、水は捨てずにすみました。ロサンゼルス側では荷物検査で引っかかりましたが、検査をして問題ないとわかると中身が入った状態で返していただけました。
準備は入念に。でも、大丈夫!
1歳2ヶ月の息子を連れての初めての長時間フライト。心配事や不安もありましたが、空港やキャリアの支援が充実していて、「思ったより大丈夫!」でした!オムツ、おやつ、食事、ミルク、着替え…、それぞれ多めに持ち込むなど準備は入念にしておくことをおすすめします。
ご笑覧いただきありがとうございました!