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次世代の東北新幹線⁉

本日、JR東日本より驚きの情報が発表されびっくり・・・

現行E5系に代わる次世代車両が近々お目にかかれるとのニュースであった。その名もE10系新幹線2027年秋ごろに量産先行車が登場、2030年頃の営業運転投入を目指しているそう。
通例通り、9が試験車を表す数字から欠番となっているが、現在試験走行を繰り返しているALFA-Xの試験結果が大きく寄与された車両となっていることでしょうきっと。

最高速度320Km/h⁉

登場時期からして、北海道新幹線の札幌延伸を視野に入れた頃合いかと思われたが、最高速度は従来のE5系と据え置き状態に。
新幹線って、対航空機における移動シェアを奪える乗り物っていう認識であって、その限度が4時間を切るか否かで明暗が分かれるような話を聞いたことがあるんだけど、最高速度260Km/h想定の整備新幹線基準で建設されている盛岡以北と、青函トンネルにおける在来線経由でやってくる貨物列車との共存をどうにかしないと、飛行機とマトモに戦えないんじゃないかなって思った。

全ては北海道新幹線の進捗次第⁉

先ほどALFA-Xの試験結果が大きく寄与されたと記したが、現地点でJR東のプレスを読んでいる限り、E5系からの発展進化の性格が強そうな気もしたかな。先に取り上げた盛岡以北の高速化や青函トンネル問題以外にも、沿線の並行在来線問題や札幌駅の新幹線駅が定まらない件、その他建設の遅れなどもあり、北海道新幹線の建設が順風満帆に進んでいるとも思えない状況。そんな中、あえて従来車両からのバージョンアップへ舵を切ったのではないかと考える。
車両前面形状も、どことなくE5系からの流れを汲んだものに思えるし、コロナ禍を経て誕生した「TRAIN DESK」や「はこビュン」サービスの発展をも示唆したところから、いったんは様子見といった形になったのではないかな。

北海道新幹線の札幌延伸時期が見通せるようになった頃合いに、改めて時期車両の開発を急ぐのか、はたまたE10系が後年改造で対応できるようになるのか、色々妄想が広がりますねえ。

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