見出し画像

内なるぐるぐるを言葉にする

小学生の頃、読書感想文がめちゃめちゃ苦手でした。
あらすじをどこまで書いちゃっていいのかいつも悩むし、面白さを表す言葉にも詰まってしまう。
小学生の頃と言わずたぶん今も大苦手。

本も映画も大好きだけれど、自己完結で楽しんでいたので上手に言語化できなくても不自由はありませんでした。

意識が変わったきっかけは、10年ほど前に職場で映画の師匠的な先輩に出会ったこと。
師匠には数々の名作映画や監督を教えてもらったのですが、何より「映画の感想を人に伝える」楽しさや難しさを知りました。

師匠は私がおすすめした映画に対してめちゃくちゃ長文で感想をくれるんですよね。具体的にシーンを挙げたり、人物の感情に寄り添ったり、考察をしたり・・・。

おすすめした本人としては嬉しい限りです。
「そうそう!そうなの!」と自分の中のぼんやりした感情の言語化に共感したり、「そういう解釈があったのか〜」と視点の違いに唸ったり。

ある日、師匠との食事の日までに課題映画が3本提示されました。

課題といっても「酒のツマミ話に映画観てきて話そうぜ〜」という軽いものです。
でも「面白かったです〜」だけなんて、とんでもない・・・
きちんと感想をくれたのが嬉しかったからこそ、私も自分の感想をしっかり伝えたい!

師匠に伝えるために頑張って言葉を考えるんですが、それが逆に自分の中で映画への感想や理解が深まったんですよね。

「おもしろい」とか「エモい」とか
汎用性があってとっても便利だけれど、色々な感情や表現をそれらで済ましてしまうのはきっともったいない。

インプットが好きだからこそ、意識的にアウトプットもしてさらに深めていきたい!

というわけで内なるぐるぐるたちをここで言葉にできたらな〜と思います。
がんばるぞ〜〜〜


#アウトプット #言語化 #文章筋トレ



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?