年下INTPとのマッチング②
※注意:今回以降スキンシップの表現が含まれます。
年下INTPとのマッチング①
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初回デートは、18:30にお店の最寄駅集合。
日程合わせの時に私の定時が遅いことを伝えると「じゃあお休みの日が良いね」と提案してくれたことから私は誠実な人なんだと安心していました。
(終電逃すために遅い時間に集合しようとするヤリモク男が一定数いるためです)
久しぶりに長い期間でも事前のやりとりが楽しい人に出会え、
今までアプリで会った人数を数える事ができなくなった私でもドキドキしていました。
彼の乗っていた電車が遅れ、到着が遅れること数分ではじめまして。
第一印象は、小柄だけどがっしりしてる。
挙動不審で吃りがち。
病気というよりかなり緊張しているように見えました。
定期的に首を振っている。チック症?
(ほーん?女性慣れしてないタイプか?🤔)
と思った私は、接客で培った対人モードに切り替え、こっちまで来てくれてありがとう等、簡単な雑談を交えながらお店に向かいました。
アプリ内のメッセージのとっつきやすさと実際の言動がまったく結びつかないけど、緊張しているならばまあしょうがないか、と思いながらお店に到着。
予約の〇〇です。という彼の名乗りを毎回聞き取れず、今となっては彼の苗字が分からずじまいなのが心残りの一つではある泣
そして、基本的にメニューが決められない私と
なんでも良さそうな彼とでスパッとメニューは決まらず、私がうんうん悩みながら盛り合わせやちょっとしたメニューを頼みました。
会話は私が進行役のようになっていて、彼は会ってみるととても硬い話し方をする人でした。
(話し方のせいか頭に入ってこなかった笑)
親指に雑に貼られた絆創膏が気になって「どうしたの?」と聞くと、
「裁縫をしていたら怪我をした」と答えました。
「男の人で裁縫するのすごいね。お家に裁縫セットあるのもすごい」と続けると
「あの小学生くらいでみんなで注文するやつ使ってる。なんでも揃ってるから捨てる理由がない」と言っていました。
「あー。あれって幼い頃の自分のセンス大事だよね笑 どんなの買ったの?」と聞いてみると
「なんか龍が書かれたやつ。当時はそれがかっこいいと思ってたからね」と淡々と答えた彼に
そのセンスが恥ずかしくて捨てちゃう人多いんだけどね〜?!と思いながら、私は、きゅーんとしてしまったのです。
今だに掴めない自分のときめきポイント。
人が変なところを見せてくれると自己開示してもらえた!と思う節があるのかもしれません。
(私は中学生の頃、「見て!俺、耳動かせんだよね👂🏻“<ピクピク で好きになってしまったことがあります)
また、出てきた料理の写真を撮る彼を見てなんとなく親近感が湧き、なんとなく今後も一緒にいられる気がしました。
(料理の写真撮る女性見て萎えるーって言う人もいるからね)
彼に飲みやすい日本酒を教えてもらって適度に酔い、お互いが頼んだデザートをシェアしあって、いざお会計。
私はマチアプの人とご飯に行く時はお店を出る前に大抵お手洗いに行きます。
メイク直しはもちろんですが、奢りたい男性が支払いを見られたくない、というパターンがあるためです。
しかし、しばらくして戻ると店員に渡された伝票は伏せたままテーブルに置かれていました。
なるほどねー?と思いつつ、お会計しよっかと声をかけ、彼が8000円、私が5000円で支払いをしました。
プロフィールに精神的にも経済的にも自立している人が良い、と記載されており、割り勘でも良いと思って来たので彼の年収は私の倍近くありますが奢りでない点について特に問題には感じませんでした。
(今思えばコストをかけずに遊ぶための一言だったのかもしれない、とも思います)
お店を出ると向かう時に降っていた雨が止んでいて、散歩をしようか、という話になりました。
公園に行ってみよう、とのことで歩くと40分近くかかる代々木公園に向かいました。
道中で彼が16personalitiesでINTPであることを知ります。(ちなみに蠍座)
最初は建築家だった気がすると言い出して、いや?!君はINTJではないよ!?と思っていたら、INTP!これ!と調べたやつを見せてくれました
(画像に論理学者と書いてあるが…???🤔)
そして私は広報運動家でONE PIECEのルフィやNARUTOみたいな人間だよ、と雑に紹介したら
なにそれはははと笑ってました(可愛い)
その後すぐスマホで調べる彼。INTPっぽいね笑
向かう途中に映画『PERFECT DAYS』で出てくる坂 茂氏が手がけた公園トイレに立ち寄り、コンビニで彼にお酒を買ってもらいながらゆっくりと歩きました。
私はTinderのやりすぎで距離がバグっており、この人、散歩で手繋いでこないんだ。珍しい人だな?🤔と思いながら、
最近読んだ本や漫画の話やゴキブリを退治できるか(彼は容赦なく叩けるとのこと)、彼が中高男子校だったこと、私が元ギャルだったこと等たわいない話をしながら向かいました。
彼のたまに入るいじりが人を傷つけるような強いものでもなくちょうど良く、素直に楽しかった記憶があります。
また、私が道中XNFP全開で「甘い香りがする。風が花の香りを含んでるね。初夏は春に比べて香りが濃くなるね」など、気持ちが高まると詩人になってしまう一面をチラつかせて、危うくS型に「ふーん」で片付けられそうな会話をしたりもしました。彼は「なんの花かわかるの?」とストレートに聞いてきました。わかりません考えるな感じろ。(暴論)
公園につき、街灯に照らされない場所にあるベンチに2人で腰かけました。
隣のベンチにも男女が腰掛けていました。
その人たちの会話は聞こえませんでした。
私が飲んでいる翠ソーダが珍しいのか、彼が少し飲みたがる素振りをしましたが間接キスをしたがる男は簡単にスイッチが入ってしまうので無視しました(もはや本能レベルで判断)
会話をぽろぽろ続けながら少しの沈黙が訪れた後(沈黙が怖いわけではなく仲良くなった人にノンストップで話しかけ続けてしまう典型的双子座な私)、彼が私の右手にそっと指を絡めてきました。
(あ、この人手が大きい。タイプの手だ)
受け身な私は控えめに繋がれた手を握り返すこともせず「手繋ぐの好きなの?」と聞くと「手繋ぐの好きなの?」と今日一震えた声でオウム返ししてきました(お前が始めた物語だろ)
会話ができないくらい動揺している…とりあえず黙っていよう、と思っていたら、彼が私の肩に頭を預けてきたのです。
すると、さっきまで動揺してた声色が一気に甘え声になり「どんな人がタイプなの?」と聞かれました。
私は駆け引きなしで「手が大きい人」と素直に答えました。(せめて内面の話をしろ)
「タイプは?」と聞き返すと「脚フェチなんだよね」と言っていました。(即座に痩せようと思いました)
すると彼の手がスルスルと私の頭に伸びてきて髪を触れるか触れないかくらいかの弱さで撫でました。
そのあとは頬を撫でられましたが、私としては男って顔を触ってくるもんな(注:距離感バグがデフォ)と考えていたのと別に嫌でもなかったので抵抗しませんでした。
そのあと指3本くらいが唇の上に乗ってきたのでシンプルに呼吸がしづらくて首を振って払いました。(感触確かめてたな?)
私は正面を見ていたので目線は交わりませんでしたが彼は私の横顔をガン見していて、きっと目が合ったらキスされるんだろうな、と思っていました。
ただ、そこまで受け入れる回ではないし、先のない遊びは卒業して今後は付き合う人としかキスしないんだ!と思ってそのまま正面を向いていたら、彼が私の頭を自分の肩に引き寄せ、そこにまた頭を寄せてきました。
「眠くなっちゃうね」と彼が優しく囁き沈黙…
「手が冷たいね」と私の手を握る彼の体温が気持ち良くてしばらくそのまま寄り添っていました。
彼からは柔軟剤の優しい香りがして眠れそうな気もしたのですが、私がもたれる体勢で右足が痺れたので正直に「痺れた」と言って離れました。
すると彼は後ろから私のウエスト周りに腕を回してバックハグをしてきました。
胸に腕を当ててくるわけでもなかったので冷静になるほどね、と思っていました(距離バグその2)
私の肩に頭を置いてスリスリした後じっとしていて、この人は甘えたいし甘えられたい人なんだと思いました。
「なんか(甘え方が)おっきいわんちゃんみたいだね」と彼に言うと、「わんちゃん???」と心底不思議がっていました。
このムードを続けても良いものか…?と思った私は唐突に「肩凝っちゃったなー」と言い、初対面の彼に肩を揉んでもらいました笑
リアクションがおばあちゃんみたいだねと笑われました。(なにしとん)
そこから元美容師の私によるスパの時の肩もみツボ講座を行い、ムードを消したものの、結局「なんかすぐ手が死んじゃうね(冷たいね)」と彼に手を包まれてまた寄り添ってしまうのでした。(チョロ松)
公園に着いたのは21時半くらいだったかと思うのですが、隣にいる彼は電車で1時間近くかけてこちらに来ている。
「てか、終電大丈夫?」と聞くと多分大丈夫だけど行くか、ということになり、とりあえず立ち上がると彼はまた私の手を取りました。
終電前の公園は大学生がチラホラいるだけで人が少なかったです。
周りに緑や水があることから一気に冷え込み、お酒を飲んだ後の私は歯を鳴らしていました🥶←コレ
歯をガタガタ震わせながら歩いている私を彼は誰もいない公園の歩道で抱きしめて
「こうするとあったかい?」としばらくじっとしていました。
少しあったまるとまた歩き出して、私はポカナミ状態でした。(エヴァ観て)
しばらく歩いて、池のようなものがあり、私がそちらに「水だー(小学生)」とよって行くと、彼はキョロキョロして人がいないのを確かめてまたハグをしました。
背中に回された腕が力強くあたたかくて、自分より高い方が良かったのに意外と身長って気にならないものだな、と思ったのを覚えています。
会った人によくハグされる私ですが、熱量は感じるものの不思議と下心を感じませんでした。
そこからまた歩いて「ねえほんとに終電大丈夫?(君は飛行機乗り過ごした前科があるから)」と聞くとようやくスマホで調べ始め、「あ、結構やばい。あと5分くらいだ。最悪ネカフェか、途中でタクシーかな」と言い出しました。
言わんこっちゃない。
「私のこと置いて走っていいよ。今日の靴だと一緒に走れないから」と何度か言いましたが彼はギリギリまで私と手を繋いで歩き、歩道橋の上で「あと2分…」と言い出したので「置いてって」と言ったら「分かったごめんね」と言うとすごい勢いで走って地下へ消えていきました。
私はおもしれー男。と思いつつ、ぽかぽかしてる自分がいることに気づいていました。
彼から「今日はありがとう!あと1分で乗り過ごした笑 LINE教えて!」とアプリを通して連絡が来て、迷うことなくQRコードを読み込みました。
普段は自分を護るように恋愛経験がそんなにないことを初日でカミングアウトするのに。
LINEは珍しい名前なのにフルネーム漢字だから2回以上会う時しか交換しないのに。
彼がずっと首を振ってるのが病気だとしても多分受け入れられるだろうな、と漠然と考えていました。
私の中で何かが起きているのは確かでした。
私が前に沼ったESXPも最初は冷えてる私をハグしたんだったよな、と思いつつ彼からの連絡を返さず電車に揺られて帰りました。
ENFP私には脳内ではもう付き合っている未来が見えており、まだ存在しない未来へ爆走していました。
はい。
ということで②はENFPが爆走し出したところで初回デート編終わります🏃♂️💨💨
次回、2回目のデートで事件は起こる…!
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