ルートインBCリーグ2021前半戦の投手成績を見てみる
成績は7/3現在
東地区ー埼玉
先発で佐藤由規が結果を残しており、リリーフでは辻空が支配的な投球をしています。出井はNPB西武からの派遣選手で、投球の水準は由規と同程度でした。
東地区ー栃木
村中、成瀬の名前が見えますね。塚越と内林が先発としてイニングを稼いでいるようです。
東地区ー茨城
メキシコ出身のセサル・バルガスが質・量ともにチーム1の水準にあり、エースと言っていいでしょう。五輪メキシコ代表に選出されるだけあります。濱矢廣大や坂田将人はFIPの評価ではやや苦戦しているようです。
東地区ー神奈川
感染症の影響で試合中止が発生し、試合数・イニング数が少ない。乾真大(32歳)頑張ってます。
中地区ー群馬
青柳雄貴と髙橋直也が先発として回っているようです。10投球回以上を投げた先発・リリーフともにFIP6.0以上がおらず、投手陣の充実ぶりが伺えます。
中地区ー信濃
ドラフト候補と言われながら指名がなく福島から移籍した鈴木駿輔は防御率でやや苦戦しており、佐渡俊太が優れた成績を残しています。
中地区ー新潟
FIP4点台の投手がおらず、防御率で見ても質と量を両立できる投手がいない様子が伺えます。投手整備に苦労しているようです。
中地区ー福島
上江洌大和と齋藤郁也が一定の水準で先発していますが、リリーフの投手が苦戦しているようです。得点力は必ずしも低くなく、投手陣が荒れる試合が目に付きます。
西地区ー富山
タバーレスと渡邉潤が投球回を稼いでいます。質も両立できており、西地区1位のチームに大きなが貢献できている様子です。
西地区ー滋賀
西地区では先発を引っ張るのがトレンドなのでしょうか。菅原誠也と吉村大佑が長い回を投げています。富山にはやや劣りますが質も両立できているようです。
西地区ー石川
髙田竜星と近藤俊太郎が先発ローテ(?)。とくに髙田が優秀な水準にあります。
西地区ー福井
勝率 0.200 とチーム単位では非常に苦しんでいる福井ですが、松永忠をはじめ良い結果を残す投手はおり、苦しんでいる投手と差が開いてしまっているようです。得点力も芳しく無く、寂しい勝率に繋がってしまっています。
各種ランキングTOP5
規定投球回到達者のみ
防御率(ERA)
投球回(IP)
被ホームラン数(HR)
FIP
奪三振率(K%)
四死球率(BB%)
記事内で出した名前が大くランクインしています。
まとめ
・乾真大をはじめ、優れた成績を残したNPB出身選手がいた
・NPB出身選手は関東のチームに偏りがち
・富山と群馬の投手が特に優秀
・福島、新潟、福井の投手は苦戦