そんなおせっかいはいらん
覚えやすいけどなんだか微妙なクリスマスが誕生日で、先日またひとつ年をとりました。
35を越えたあたりから自分の年がわからなくなり、たびたび「はて、私は何歳じゃったかのう…」と毎回ひき算をしないと年齢を見失うのですが、この現象は一体何なんでしょうか。
そんなこんなで自分の年もわかりゃしないおばさんは、おばさんコミュニティとして外せないTBSのPodcast『over the sun』が大好きで、毎週欠かさず楽しみに聴いています。
前回の放送で:
「若者はどんなアドバイスを求めているか」
「自分が20代の時にどんな先輩に出会いたかったか」
というトピックがあったのだけど、長年大学で仕事をしていても、今時の若者がなにを考えているのかはわからないし、それよりも「わかったような顔や態度」になることが最近は怖い。
ほらほら、あなたたちはこうなんでしょ。
だからこんなのはどう?ね?
と差し出したところで、その多くはおばさんのいらんおせっかい(かつ多くの場合は勘違い)であり、礼儀正しい彼ら彼女らは「はあ、まあ、どうも…」と苦笑いをしてスルーするよなあ。でもその一方で、私のおせっかいしたい欲をいかにせん。と自分の中で葛藤したりしなかったり。
結局のところ、求められてもいないのにちょっと長く生きているからってアドバイスしちゃおうとするのが図々しくて大きなお世話で、若者たちは生まれた接点の中で何か拾いたい部分を拾いたいように勝手に持っていくんだろう。と思います。
若者たちよ、勝手にがんばれ。
わからないなりに、おばさんは応援をし続けるよ。