井上監督になって

正式に監督発表があって、少し時間が経った。

そうなってしまうのか、という気持ちで文章を書く気にならなかった。

井上監督が嫌いなのかと言えば、現役時代も別に嫌いではなかった。

そういう意味では立浪前監督も現役時代に嫌いだったわけではない。

むしろ好きだったと思う。

それがなぜ監督になったら、こうも拒否感があるのか。

感情的に文章を書いても仕方が無いので、少し時間をおいた。

それでも基本的な気持ちは変わらない。

もしかして、中日ファンではないのかも?と思ったほどだ。

ネットニュースで見るレベルだが、井上監督の発言で

俺が好きな選手になってくれ、やる気を、とかを見た。

別に悪いことではないだろう。

それでも、「あーあ」と思う自分がいた。

これも個人の勝手な感想だろう。

これで優勝したとして喜べるのかな。

考えてみたところ、落合監督時代のような

知性を感じるようなチーム作りが好みなんだろうと思った。

比べると、中日にも以前、感情的な監督がいた。

優勝はしたが常勝チームは作れなかった。

素人の勝手な見方では、気持ちで勝てるのは

短いという結果が出ている気がする。

まぁ、その監督に知性が無かったとは言わないが。

演技だとか、気持ちがなかったら人は殴れないみたいなことも聞くが、

そんな方法でなくてもやれることがあるだろうと思う。

感情的な上司とは仕事をしたくないのも、個人の好みだ。

それよりも、何をやるべきか自分で考え、

気づいていない部分を的確にアドバイスしてくれる組織が理想だ。

でも、きっとそれは理想なんだろう。

一個人の理想を期待しても、こちらは受け身の立場だ。

選手もだが、上司を選ぶことなどなかなかできない。

スタートの期待値が無い分、これからの動きで

「おっ、いいじゃん」と思える、勝手な自分に少し期待している。

まずは、ドラフト、コーチ選びかな。

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