架空小説「新東京午前2時、静寂のスナイパーたち」のあらすじ紹介
今回は川上カワカ氏原作のハードボイルド小説
「新東京深夜2時、静寂のスナイパーたち」を紹介します。
時は近未来——
主人公コーマックはプロのスナイパーで、
第三次世界大戦中、レジスタンスを支える目的で、
新欧州共和国から新東京シティへ送られてきた工作員。
だが、数年前の活動中に
仲間の工作員ゴードンを誤射したコーマックは
スパイ疑惑をかけられそのまま母国から追放命令を受け、
現在は新東京で密かにエージェントとして生計を立てている。
ある日、突然送られてきた旧式通信機からの呼び出しにより、
約束の場所:大阪シティに向かうと、
古い友人のアンジェラと政府関係者、
さらには若い青年がいた。
彼は若い天才プログラマーのヒライシといい
コーマックは彼の用心棒をして欲しいと依頼を受けた。
当初コーマックは依頼を断るものの、
もしこの任務を失敗してしまえば、
レジスタンス組織によって仕掛けられた計画
つまり極東世界の破滅が遂行されてしまうと告げられ、
コーマックは渋々依頼を引き受けることに。
24時間以内に新東京内のとあるビルへ、ヒライシを送り、
彼によって破滅装置の暗号を解除をするのが任務。
当初コーマックは大したことはないと見ていた。
ところがコーマックによるヒライシの護送計画が
何ものかによって漏れてしまい、
破滅を狙う複数のレジスタンス組織が
コーマックとヒライシに襲いかかることに。
さらにこの破滅計画の影には
かつて工作中に誤射で死んだはずの仲間・ゴードンが
レジスタンスのリーダーとして
暗躍していることが判明する。
数々の困難を潜り抜けて、
目的地のビルに到着しようとしたそのとき、
コーマックとゴードンによる
深夜2時の新東京での銃撃戦が始まってしまいます。
サイレンサーを装着したスナイパーたちによる
静かな争いが起きる中、
やがてコーマックはそれが単なる銃撃戦ではなく
重要な会話のひとつだと悟り、
恐るべき事実に直面するのでした。
果たして最後は破滅計画を食い止めることはできるのか
そしてその計画の裏に動いていたもう一つの大きな計画とは何か——
(この物語も小説も架空となりますのでご了承ください)