オーガニックより先にやることがあるんだよ
れいわと共産党を共闘させようというグループで、誰かがオーガニックの学校給食を普及させようと主張していた。
アホかいな。
今日本では人口減少、少子化だが、世界では人口爆発が続いている。世界人口は90億人以上になるとも推定されている。今人類が直面する喫緊の課題は、「彼らになんか食わせなきゃならない」という事であり、質なんか二の次なのだ。爆発する人口をオーガニック食品だけで養えるはずが無い事は常識で、化学肥料、農薬を使った大規模農業で無ければ「とりあえず彼らの口に何か糖質を突っ込む」事が出来ない。身体に悪いとか言っていたって、目の前で餓死されるよりマシである。
だいたい世界に目を向けなくとも、この日本ですら給食を食べられない子供がたくさんいる。私は千葉と沖縄で子供に一日一食食事を提供するNPOに定期的に寄付しているが、その目標は「ともかく一日一食食事らしいものを食わせる」事であってオーガニックにするなんて事は全く目標になり得ない。食うものがそもそも無い人をどうにかしなきゃならないのは、日本の給食でも同じ事なのだ。オーガニック云々は全く喫緊の課題にはならないのである。