リフォーム詐欺にあった物件に初めて訪問しました。そこで思った騙されない方法【2021年最新】
ちょっと前までリフォーム詐欺のニュースが巷を騒がせていたのを思えてませんか?そんなニュースが出るとこっちは仕事がしに難くなって仕方がありません。こんな事で嘆いていても仕方がないのですが、やるせない気持ちにはなってしまいます。
実は先日、訪問した物件がまさにそれでした、スケルトンリフォームを検討されていて、調査の為、床下を除いてみたらありました。床下に電源が繋がっていない送風機がポツンと一台だけ。
正直、愕然としました。ここは少し前までおばあちゃんが一人で住んでいたらしいです、とても大きい家でした。恐らく「シロアリの棲みつかない為に」とかなんとか言って設置したのだと思います。
いくら支払ったか知りませんが、私にとっては悪夢を見たのと同じ気持ちになりました。
実は結婚する前の妻の実家もやられていて、それは屋根の無料点検に来たと言って上にがったらしいのですが、大きな音がしたと思ったら下に降りてきてこう言い放ったそうです「少し痛んでいる所がありましたが、補修しておきました。軽微なものなのでお代はいりません、ただ放っておくと雨漏りがするかもしれないので、その場合はこちらに連絡下さい」と云って名刺を置いていったそうです。そしてまんまと次の雨の日に雨漏りがしたそうです。恐らく穴でも開けられたのでしょう。
送風機はどいう経緯でそうなったかは分かりませんが、基本的には詐欺業者は、無料と言って家に上がり込み、不安を煽る文言を並べて名刺を置いて一旦帰り、後日、あなたから電話が掛かって来るのを待ちます。余程の会社は電話をしてきます、どうしようもない会社はその場で契約を迫ります。
この無料点検商法はリフォーム会社では一般的な訪販の遣り方でもあるから質が悪い。今回の場合は電源が繋がっていないので、もはや動かない家電を買ったに過ぎません。
私なりに両物件の共通点を考えてみました。
共通する点は、手入れに行き届いていない、ある程度大きい家という事です。このような物件は不安を煽るには持って来いだと思いませんか?「シロアリ」「屋根の雨漏り」「基礎にヒビ割れ」基本的に素人では分からないし、しっかり目視出来ない所、更に家自身の構造に欠陥が出そうな所を言ってきます。
「只より高い物はない」よく出来た言葉だと思います。
日頃から家のメンテナンスを少しずつ行って、掛かりつけ医みたいに掛かりつけのリフォーム会社を作ってもいいかもしれませんね。