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【自己紹介 初めてじゃないnote】


 私は人見知りだ。恥ずかしい話だが、もう三十を過ぎているのに、誰かと二人っきりになると居ても立ってもいられない。とにかく落ち着かないのだ。そんな時、ついついペットボトル飲料の成分表示を確認してしまう。「おお、カフェインがこんなに入っているのか」、「もうちょっとビタミンが欲しいな」などと大して分かりもしないのに品評をして心の平穏を保つ。何ともちんけな男である。
 
 そんな性分のくせに、子供の頃からアドレナリンを出さずにはいられない癖で、自転車に乗っては頻繁にノーブレーキで坂を下った。身体が風を切り、心拍はエンジンのように煩いのに、目は冴え、心が静かになっていく感覚が堪らなく好きだった。
 
 十代から二十代は、この癖にちょいとばかしの運動神経が掛け合わさって、危なっかしいことばかりに熱中した。

 反面、あまり読書はしてこなかった。文章を書くなどということは尚更で、読書感想文やらは時の首相の言葉を借りて「~だった。感動した!」でほぼ済ましていた。恥ずかしい男である。
 
 そんな私だが、三十代に入って書くことを始めた。趣味の映画鑑賞中、不意に「ただ情報を消費しているだけじゃ勿体ない」と思ったことがきっかけだった。空想好きな性格と私の癖による熱烈な後押しもあった。というか、新しい事をしてアドレナリンを出したいという欲求に勝てなかった。
 
 実際にいくつか小説(と言える代物ではないが)を書いてみると「書くとは恥を書(掻)くこと」なのだなと気づく。

 原稿用紙数枚分の文字数で自身の内面を詳らかにするなんて、結構恐ろしい事に手を出してしまったなと少々後悔もしている。
 
 それでも自分の空想を形にする事は中々に面白い。欲も出てきた。今はただ恥を掻いているだけだが、いつかは人に楽しさや共感を届けられるだけの恥を書きたい。それに見合うだけの実力も欲しい。

 他にもああしたい、こうしたいはあるのだが、長くなるのでここまでにしておく。
 
 最後までこんな恥ずかしい拙文を読んでいただいたこと、ただただ感謝である。


新年明けましておめでとうございます☀️
 
新しい年を迎えましたので、
自己紹介を書かせていただきました😤
今年の目標は公募に1つ2つ応募することです!
 
こんな人間ではありますが、
スキやフォローをしていただけると、
大変喜びます😆
 
明日はいよいよ連休明け。
皆様によい一日が訪れますように😌✨
 
 
 
 


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