ドゥマゲッティ親子短期滞在の体験談を聞く
白川寧々さんのサロンのSlackで、「ドゥマゲッティ」行ってましたよ〜という方がいらした。つじともみさん。セブ親子移住についてスレでやりとりしていたメンバーと、つじさんにお願いして、Zoomでお話を聞かせていただくことになった。
つじさんは、お子様方をインターや英語教室は通わせずして、独自の方法で高度なバイリンガルに育てられた実績を持つ方だ。そのメソッドを「ことのはバイリンガル育児®︎」として確立され、多くのバイリンガルキッズがこのメソッドのおかげで育っているそうです。
いやもうひれ伏す思いです。うちの子供たちはもうことのはメソッドの対象の年齢ではないし、私はもう赤ちゃんは産まないと思うけど、今赤ちゃん育ててたら、ことのはメソッドがいいなー。孫の代でお世話になろうかな笑。
つじさん親子は、4年続けて、夏休み(7月末〜8月末)に、ドゥマゲテへ滞在されたそう。4年間じゃないのだ、4年連続、長期休暇の間だけ、なのだ。
つまり、日本でのバイリンガル育児がうまくいっていて、さらに磨きをかけるための海外滞在ってこと。
最初の2年は、現地の語学学校ステイで私立小学校に。次の2年は、個人手配で滞在し私立中学校に。
ちなみにその語学学校はSPEAというところで、今は鳥取英語村として日本でオープンされた学校(その後は休業中みたいです)。Panatagの安達さんの紹介。この方はすごくたくさんの語学学校と契約されている方なのだとか。安達さんのブログは、以前子供のオンライン英会話(MagicKey Academy)を紹介された記事で拝見した。
フィリピンは子供が遊べるような公園が少ないので、小さい子連れの場合特に、敷地内で遊べるスペースがある語学学校がマストだったそうだ。意外にそれは知らなかった。フィリピンはどこでも自然いっぱいだと思っていたけど、小さい子供が遊べる「公園」となると別物なのだな。
住居は、2LDKで一ヶ月7000ペソほどだったそう。日本円では16000円弱か。ふむ。
食費は、フィリピン料理は安いが、それ以外のイタリアンや中華などになると、高い。また、野菜が良い市場に行かないと高い。フィリピン人が食べるものを食べる、つまりフィリピン人として生きれば安いらしい。給食はその場で売っている人から買っていた。
セブと違ってマーケットがあるので、食材などはそこで買う。移動手段は、セブはタクシーだが、一日200〜400ペソ(日本円で1000円以下)で何人でも免許なしで乗れるバイクみたいなものを借りて移動していたそうだ。
学校での勉強に関しては、算数、数学はチョロい。伝わる言語を持っていればOK。いや、うちはまずここがネックなんだけどね。
フィリピン人はすぐ学校を編入してひょいひょい移動する。だから、この前話を聞かせていただいた方のお子さんも、転入していたのか。
人件費が安く貧困の国なので、CSとかスキルや学歴がないと生きていかれない。だから、公立の上の方はありえないくらい賢く、そこは入れない。私立の方がレベルは低め。
具体的な学校を挙げると、
中学校はサセダというところに行かれたそうだが、ここはオルタナティブ系。海外旅行、ボランティア活動、文化の違いを学ばせている。
また、シリマン、セントポールあたりは、ドゥマゲッティの人から良いと評判だそうだ。シリマンは宿題が出るかも。フィリピンの学校は、5時くらいまである。
Tさんは、まず試しに10日間くらい現地へ行って調査し、そこでドゥマゲッティが気に入って、長期休暇も滞在することを決めたそうだ。セブは混んでいるし車は多いし、銃を持っている警備の軍人が普通にデパートを銃を持って歩いているのが怖くて、トランジットでセブにいたときに早く出たかったそうだ。
気候は、涼しくて過ごしやすい。ただ、やはり公園がないし、家の中は別に快適じゃないので、子連れならプール付きがマスト。
フィリピンの学校は、いじめがない。そもそも、いじめというものの種類が違う。みんな子供が大好き。なので子供が満たされている。だから、日本の子供はすぐ注意されたりして「子供でごめんなさい」みたいなところがあるけど、フィリピンは大人がみんな子供に対して「君は素晴らしい」。なので自己肯定感は必ず上がる。みんな子供にはいい人なので、どんな人と出会うとかより、どこに行ってもいい出会いはある。
そして物価は上がってきているので、ぶっちゃけ生活費は、セブもカナダも変わらないかもしれない、と。
さらに、フィリピンに親子で来ている日本人の子供の英語力に関しては、長くいる子ほど英語力はさほど伸びていなかったそうだ。やはりそこは日本でバイリンガル育児を極めた方の金言「家でしないとそもそも上がらない」。そして英語はやはり、フィリピンの英語。
だから、語学だけが目的ならいきなりカナダでいいのでは?というお話だった。
ふ〜むそうかぁ。まあ語学が目的のひとつではあるけど、とにかくまだ子供のうちに、海外で暮らすという経験をさせてあげたいという気持ちがやっぱり大きい。
ドゥマゲテについての興味がますます湧いたので、その勢いは止まらず笑、ドゥマゲテの現地に住んでいらっしゃるコーディネーターの方を見つけて、コンタクトを取ってみた。次回はその方からのお話を綴っていきます。
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