【九州南部豪雨 2020】はじめてのクライシスマッピング
2020年7月の記録的な豪雨により、
各地で川の氾濫や浸水を引き起こしました。
僕に何か出来ることはないかと考えていたところ、
KumaMCNというコミュニティのメンバーに誘われ「クライシスマッピング」というものに初参加してみました。
クライシスマッピングとは
クライシスマッピングとはなんぞや?と調べたところ、
エンジニアによる「SNS情報やGPS情報を用いて、被災地の被害情報をインターネット上の地図に可視化する」という災害を援助するため手段の一つであるということがわかりました。
マッピング方法
TaskingManagerというサービス上で行いました。
マッピングするためにはOpenStreetMapのアカウントが必要のようですので、先に登録を済ませておくとスムーズかと思います。
様々なプロジェクトがあります。
右下の「協力」を押すと参加できます。
事前に設定されたタスクがあり、それを各々消化していく流れになっていました。
四角で区切られたマスがそれぞれのタスクになっていて、
任意のマスを選択すると始まります。
上記のような航空写真を元に「建物」をマッピングしていくのが、
今回のタスクのようでした。
「エリア」を選択して頂点に点をうって囲んでいく感じ(語彙力の無さ)で、
一度やればすぐにやり方がわかると思います。
注意点
アカウントに登録してたメールアドレス宛てにメッセージが届いていました。
内容は、
・各建物を正確にマッピングすること(Qキーで整形する機能があるよ)
・建物をマッピングした際、他の道路や建物などの要素に当たらないようにすること
・アップロードの際のエラーを確認して解決すること
とありました。
メッセージに気づかずに進めてしまっていたので、今後気をつけてマッピングしていこうと思います。
得た知見
ショートカットを使うとさくさくとタスク消化していくことが可能です。
下記のルーティンでマッピングしてます。
3キー(エリアツール選択)→マッピング→建物全般クリック→Qキー(整形)→(必要れば手動修正)→Ctrl+S(保存)→3キー(ツール選択)
特に、Qキーを使ってマッピングの角を直角にするのが大切のようです。
Qキーを使ってもうまく直角にならず手動で修正する必要があることもあり、
経験して慣れていくしかないと思いました。
また、参加している人達の一覧のような機能があり自分の名前の位置が上がったり下がったりする(こなしたタスク量等が関係してる?)ので、
知り合い数人で参加すると楽しいです。
最後に
ここ数日はspatial.chatで知り合い数人で集まって、
ワイワイしながらマッピングしてます。
(写真は3人ですが、最終的に5人でやってました)
もちろん楽しむのが目的ではないのですが、
継続してマッピングしていくモチベーションを維持する要素として「楽しい」は大事だと思いました。
今は直接的に何か支援できるフェーズではないので、
自分なりの手段で支援していこうと思います。