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THAT & THIS

たいへんご無沙汰しております。
金木犀の香りもあっという間に過ぎ去り、朝晩は一桁台の気温が当たり前になってきた今日この頃。しかも今秋は西日本に生息するはずの緑色のカメムシが何故か東北に上陸しており、踏みやしないかと足元を気にする毎日でございます。皆様の足元は大丈夫でしょうか?ピスタチオみたいなの落ちてませんか?

例の如く、仕事に忙殺される日々でございまして。その鬱憤を晴らすため、心の安寧を求めて惰眠を貪り続け無心に録画消化&ネサフする休日を過ごしておりましたら、筆やら足やらが遠退いておりました。充実しているのかと言われればそんな訳でもなく、推し活を始め、好きな物で自分を囲うことで生命維持をしているような状態で言わば籠城戦。補給が断たれれば即メンタルが下へ下へとすってんころりん間違い無し。

長らく更新していませんでしたが、その間にも話したいことが多々ありました。
嬉しいこともあれば悲しいこと、色んな感情に振り回されたり、反対にぷつんと糸が切れて何も感じなくなったことも。心の底から側面の至るところまでびっしりと錆のようにこびり付いてしまっているので、今回はあれやこれやと錆落としがてら近況をお伝えしたいと思います。
メモを見つつも思い出しながら記していきますので、時系列は気にせず見ていただければと思います。






・M-1ツアー

だいぶ時間も経ちましたし、今年のM-1も開幕しましたので、そろそろお話ししてもいいかなと。

4月某日。電車に揺られ揺られ、宮城県南部に位置する名取市まで行ってまいりました。この日はお天気に恵まれ、僅かに散りつつも桜もまだ咲いていて、絶好なお出かけ日和に胸を弾ませながら会場へと向かいました。

宮城の出演者は令和ロマン、さや香、ななまがり、モグライダー、オズワルド、ダンビラムーチョ、マユリカ、くらげ、カベポスター、エバース。テレビで観る機会が多い錚々たる顔触れ。帰る頃には腹筋も口角も痛くなること間違いなし。しかも豪華な面々のツカミや漫才の中に牛タン、仙台育英、楽天イーグルス、ゼリー消費量日本一など地元ネタが贅沢なくらい取り入れられていたのもすごく感慨深い。

その中でも印象的だったのが若手注目株のエバース。佐々木さんが宮城出身ということをこの時知りました。後から調べたらお二方ともまさかの同い年。個性的なビジュ爆発している町田さん年上だと思ってました。披露されたネタにはこの間NHKの賞レースでもやっていたクロスドミナンス(私これなんです)があったりもして、親近感が間欠泉並に勢いよく湧き上がりました。

そして大トリの令和ロマン。漫才で笑わせるだけではなくて、会場全体を盛り上げるのがすごく上手かった。特にくるまさんが客席まで降りてきて、軽やかに通路を駆けてきたのにはびっくり。M-1ツアーでは色んな予想外が起きたりするとは聞いていましたが、こんな展開があるとは思ってもいませんでした。
最後も幕閉めの都合で38マイクと一緒に捌けなければならず、38マイクを持ちながらお別れする姿も漫才師すぎて面白かった。ちょこっとだけ幕が降り切らなくて、その隙間からくるまさんが最後までバイバイしてくれていたのもサービス精神が溢れてすぎていてヤバかったです。
今まで観てきたライブの中で一番満足度が高かったかもしれません。

後、当時のSNSやラジオ等でも発信がありましたが、楽天の試合に足を運んでいたり、皆で有名な牛タン屋さんを訪れていたり、会場近くのバッセンで遊んでたり……短い滞在時間の中で宮城を満喫されていたのもとても嬉しかったです。
今年というか来年というか次回もM-1ツアーがあったら是非行きたい。






・あらコズミック

6月某日。ロングコートダディの単独へ行ってまいりました。会場がまさかの小中学校時代に何度か足を運んだことのある勝手知ったる場所。そんなレアな所でライブが催されるのならこれは行かねば絶対に後悔すると思い観てきました。

堂前さんの発想力と着眼点の広さは流石の一言に尽きます。始まりからもう堂前さんの世界観が広がっていて、物語性のあるものや出オチ系に近いものまで披露されるジャンルの幅も広くて、あらコズミックのコズミックって堂前さんの頭の中の例えだと言われても信じられちゃうくらい一つ一つのコントが面白い。どのネタが一番面白いかなんて言えない。全部がオンリーワンで面白すぎる。

その広げられた風呂敷を兎さんが如何に扱うかでも面白さの見方が変わってくる。丁寧に畳んだりする時もあれば、マントにして遊んだり、引っ張りすぎて破りそうになったり、時には堂前さんが兎さんごと包んだりすることも。次は何があるんだろうという期待感も、その期待感を裏切っていくところも面白すぎて、ますますロングコートダディが好きになりました。

余談ですがロングコートダディの御御足も堪能させていただきました。えへへ。





・本厄 〜謎の腹痛とコロナ〜

実を言うと私、今年が本厄でございまして、何かと絶不調なことが多く続いております。前述したライブ関係は非常に座席運にも恵まれていたので、もしかしたらその反動で運を使い果たしたのかもしれません。
この話はあまり明るい話でもないですし、自分の感情の整理として記すだけなので飛ばしていただいて構いません。

事の始まりはGW明け辺りから。
私、椅子に座る時に足を組んでしまう癖がありまして。その時も何気なく右足を左足の上に持って行こうとしました。しかし突然、右脇腹から右下腹部、右足付け根付近にかけて感じたことのない激しい痛み。右腹部を攣ってしまったのかと思ったけれど、姿勢を正しても止まない痛みにこれは今までとは違うものだと即座に思いました。
ただ、MRI等の精密検査を行なっても何も異常が見つからず、お医者様曰く気の持ちようで発症してしまった痛みではないかとのこと。何か今日関節痛いなーみたいなものと同じなのではないかと。いずれにせよ原因がわからないため、足を組んだり右側に腹痛を感じたりすると、少しビクビクするようになりました。

そして8月お盆。コロナに罹りました。
まず違和感があったのは喉の痛み。龍角散のど飴を舐めてもスッキリせず、深夜遅くに発熱と合わせて関節の痛みが発症。特に股関節が痛すぎて、翌朝起きてからも歩くのもやっと。今までに罹ったことのない症状と咳も出始めたのでこれはまずいと発熱外来のある病院へ。すぐに陽性と判明し、症状としては軽症の部類らしくカロナールのみ処方され、お盆期間中はずっと自宅療養しておりました。
寝ている時でも咳が止まらず、それで喉もお腹も痛くなるし、熱もあって気怠いし……身体的なダメージは風邪やインフルエンザくらい酷かったけれど、何よりもコロナに罹らないよう精一杯頑張ってきたのが一瞬で崩れてしまって精神的にしんどかったです。家族にも職場にも迷惑をかけてしまったことが何よりも辛かった。

あまりにも体調不良が立て続けに起きていて、お祓いにいこうかと色々と調べていたところ、今年が本厄であることがわかりました。しかも大厄。確かに言われてみれば昨年あたりからあまり調子良くなかったな……。
全部が全部運勢のせいなわけもなく、それ以外にもストレスやら不摂生など思い当たることもあるので、今年の残りの期間は体調管理に気を付けて健康的に過ごしていきたいと思います。





・ゴールデンコンビ

最近巷を賑わせておりますゴールデンコンビ。私も視聴いたしました。テーマソングも衣装も格好良いですよね。
どのコンビも魅力的ですし、何よりもバランスが良い。足りないところを補完し合うコンビもいれば、お互いの個性を掛け合わせるコンビ、片方の強みを存分に引き出すコンビ……どんなネタが披露されるのかと、番組が放映される前から期待感たっぷり。
出演者全員の演技力も然ることながら、即興お題に対する発想力の豊かさと対応力が瞬発すぎて、どのコンビが優勝しても納得できるくらい面白かったです。約12〜13時間もかかった収録時間を約40分構成の5話分にギュッとしたというのだから、その密度の濃さといったら半端ない。やむなくカットになったネタとかもすごい気になります。

まだネタバレ解禁していないため詳細をお伝えできませんが……と書いていたところ、ちょうど解禁したためお伝えします。
推し贔屓の内容なのはお許しください。

最終ステージの髙比良さんと野田さんのコンビがとてつもなく凄かった。髙比良さんの演技力が抜群に良すぎて鳥肌モノ。絶対にドラマオファーきそう。緊張感が高まっている中に野田さんのコロコロコミック系のギャグが挟まってオチがつくところも面白かったです。しかも最後はお二方とも瞬間記憶力が遺憾無く発揮されていてましたし、Wボケの本領もまざまざと見せつけられた気さえします。

ちなみに優勝予想していたのは平井さんと堂前さんのコンビ。熟考型の平井さんと直感力に秀でた堂前さんが作るコントはどういったものになるのかすごく興味が湧いたのです。実際にどのネタもお二方の味が出ていて笑いましたし、最終ステージまで順調に駒を進めていたところも納得でした。

ネタバレが続々と出てくるかとは思いますが、内容を知ってしまっても充分楽しめるコンテンツですので、ちょっとでも気になった方は是非観てみてください。




・食べ物の話

この時期限定で販売される無印良品のりんごとシナモンのポップコーンが好きすぎて、いつでも食べられるようにストックを抱えています。
滅多にない味だから好きというのもありますし、何となくディズニーランドで食べたアップルキャラメルのチュロスを彷彿させるような味のため、ランドに訪れた夢の時間を忘れないように食べています。またディズニー行きたいな。

後、最近行けてないのもあって、鎌倉パスタのパンが今無性に食べたい。特によもぎパン。
あのもちっとした弾力とほのかに香るよもぎが恋しいです。パン単体で売ってないかなー……。

よもぎ系列で凍天も久しく食べていない。福島名物・凍天。よもぎのお餅をドーナツ生地で包んだもの。福島のSAに立ち寄ったら必ず買い食いするほど魅力的なおやつ。
昔は仙台駅でも買えたのが、今では郊外か福島に行かないと食べられない幻のおやつになりました。お取り寄せもあることはあるんですが、買ったその場で食べたい派なので、出会えるチャンスが巡ってこないか待ち望んでいます。
(隣県なのでお出かけすればいいだけなんですけどね)




すごい雑多な近況報告。お決まりの見切り発車のため、オチとかは何も考えていません。
次に更新できるのは年内なのか、はたまた年明けなのかもわかりませんが、またふらりと書いていきたいと思います。





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