halo

人の家に泊まって思ったんだけど、トイレって家の中でもっともプライベートな空間だ。玄関、リビング、寝室、キッチン、洗面所、ベランダ、どこも誰かと入る可能性がある。でもトイレは別。幼い子供や介護が必要な人間以外は基本1人で入るように出来ている。風呂場もそうなんだけど、なぜだか1人の空間という気はしない。その点トイレは完全に個人の空間だ。誰かと暮らしていても、誰かの家に邪魔しても、トイレに入る瞬間だけは孤独だ。外界と遮断されて、自分と向き合う他なくなる。

家ってなんだろう。そんな疑問を幼い頃に持ったことがある。朝起きて、学校に行き、家に帰って眠る。家ってなんなんだ。なぜ家に帰るのか。家がないとどうなるか。そういうことを考えていた気がする。

暑い。暑すぎる。毎年同じようなことを思うけど、今年は過去一番暑い気がする。自転車に乗っていると熱風で目が焼ける。何時間もパソコンを見つめていた時のような、そんな疲労が瞳に集積する。こんな経験初めてだ。

教え子たちが好きな季節に付いて話しているのを聞くと、皆冬が好きという。夏が好きだという子供は一人もいない。知り合いの子供全員に聞いたわけでは無いのだが、私が子供の頃はもっと夏を好む同世代は多かったように感じている。少しづつ夏の気温が上昇し、夏に幻想を抱く余裕がなくなっているのだろうか。

私とっての夏。夏には長い休みがあり、家族で旅行をし、めいっぱい日差しを浴びて遊ぶ。そんな典型的な夏らしい思い出を私も持っており、だから夏が好きだ。夏こそ、命。

ここ最近は毎年夏に名古屋に呼んでもらっている。名古屋も私の夏の情景の一つになっている。名古屋で蒸し暑い空気と強い日差しを味わうと、今年も夏が始まったなと感じる。心なしか、名古屋で食う飯は東京より美味いように感じる。良い街だ。


なんてことを走り書いてから約二週間、北海道にも行った。本州と違って湿度が低く、日差しは強いものの快適な気候だった。そうだ、私が幼い頃の夏は


なんてことを書いてからまた二週間ほどが経過した。
DOUBLE DUTCH ONE'S FINAL 2024 優勝しました。

去年も同じ大会で優勝したので二連覇ということになる。DOUBLE DUTCH ONE'S とはどういう大会なのか、私が今までどのような想いでこの大会に挑んでいたかは書いたので、そちらを見ていただけると分かりやすいかと。

去年は私の人生の中でもとびきり特別な夏になったが、今年もそうなりそうだ。なんせ、自分の人生の多くの部分を占めた場所でまた頂点に立てたのだから。夏は短い。すぐに過ぎていく。茹だるような暑さなんて言葉が比喩にならないほどに暑いこの夏が愛おしい。いつまでもこの時間が続いて欲しいと本気で思ってしまう。





もうちょいしたら(公式で写真がアップされたら)ちゃんとONE'Sの感想書きます。担当の方、早くアップしてくださいね!!!!!!







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