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納得いかない話#7 パチンコ・パチスロの話



今日もど正論で行きたいと思います。「そんなことは分かってるんだよ!」って人も一度立ち止まって考えて欲しいなと切に思います。

最初に言っておきますと、私自身も若い頃はパチスロファンでよく開店の行列に並んでいましたし、勝ち方を研究したりもしていました。
やっているときには疑問にも思わないでお金をつぎ込んでいましたが、ヤメて冷静に考えると、なんとも酷い遊びだなと思うことが出来るようになり、本当に若い人にも悠々自適のお年寄りにも、「即刻やめましょう。」と言いたいです。

昔話を始めると、それこそエピソードにこと書きませんので省きますが、収支のトータルはやはりマイナスだと思います。仮に4号機(すごくギャンブル性の高い古の時代のパチスロ)時代に稼いだ人でも、ずっと続けている人で勝っている人は間違いなく「0」だと思います。(収支が10年以上トータルでプラスだとのたまっている人は間違いなく嘘つきです。)

でも別に儲かる儲からないの話がしたい訳じゃないんです。
もっと根本的な話がしたい。
最も強く強く言いたい点は、

**パチンコ・パチスロはそもそもギャンブルではなく公明正大に行われている詐欺だということです。

**

なぜそう思うか?
それはパチスロで言えば、大当たりのフラグが立たなければ、絶対にリールに777が揃うことはないからです。つまりリールの制御をしている訳です。
「そんなこと当たり前じゃん!そんなのバンバン目押しして毎回揃われたら店が潰れちゃうよ!」と思った方、ギャンブルの本質を見失っています。

そもそも、ギャンブルの基本は、最小単位でいえばAとBという二人のプレイヤーが存在し、その2人の勝負を公平なものとするために「胴元(審判)」が存在します。プレイヤーは納得してお金をかけるので負けた方が損をするのは承知の上ですが、胴元は公平公正に勝負をするために両者にルールを説明し、ルールを守らせ、トラブルにならないように管理し、その報酬として、掛け金から一定のテラ銭を得ます。

それではこの原則をパチスロに当てはめてみましょう。プレイヤーAはお客。プレイヤーBはお店。胴元はパチスロ機メーカーとしましょう。プレイヤー同士が勝負をしてA(お客)が勝てば、B(お店)は別法人を介してお金を支払う。Aが大当たりを引けなければ、Aがつぎ込んだお金の分、Bは儲かるというルールで暗黙の合意はあると思います。しかし、Aはリールが制御されていることも、大当たりをする確率が正しいことも、また、パチスロに大当たり確率を変更できる「設定」装置があることも、何もプレイ前に知らされません。圧倒的に情報量に差があるのです。メーカー発表の情報はありますが、その情報が正しいか検証する方法もなければ、勝負前に不正がないかパチスロ機の中を開けて確認することもできません。

つまり、全く公平な勝負ではないのです。

もし、これが客同士をプレイヤーとして成立させるなら、胴元は店ということになりますから、いま現在、いくら突っ込まれていて、いくら出しているのか、台ごとではなく、トータルで算出し、あらかじめ決められたテラ銭率以外は出玉で還元するべきなのです。

ついでに言うと、胴元であるパチスロメーカーには勝負の掛け金からテラ銭は入りません。どこからお金が入るかと言えば、Bが全額払ってBが購入します。よって、胴元の贔屓客はBということになり、公平公正なジャッジなど出来るはずもなく、例えBが不正を働いていたとしても、胴元としての機能はないに等しくなっています。

つまり、B(お店)と胴元が結託してAを嵌める詐欺以外の何物でもないのです。 

このことについて、パチンコ・パチスロ業界は、
「これは賭博ではなく、遊技機です。ほどほどに遊びましょう。」
と何万円も平気で若者やおじいちゃん達から奪っておきながら宣います。
長くなるので触れませんが、警察も動きません。業界と癒着があるからです。

単純に考えただけでも、いかに騙されてきたか分かりますよね。

全く期待していない阿部政権に期待する唯一のことは、パチンコ業界の一掃です。
本当にこの世からパチスロ業界を一掃すべき時だと思います。


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