俺的邦楽チャートTOP100 ホタル/スピッツ #1



とにかくいい曲。死ぬ前に一回聞いて!って曲しか紹介しないこのコーナー
記念すべき第1回はスピッツのホタルです。
スピッツの曲がTOP100 中、30曲ぐらいは行きそうな予感もしますが、このホタルはベスト5、いや3に入るスピッツの名曲中の名曲です。


「時を止めて 君の笑顔が 
 胸の砂地に 染み込んでいくよ
 闇の途中で やっと気づいた
 すぐに消えそうで 悲しいほどささやかな光」

基本、スピッツは歌詞の解釈は聞く人にお任せしますってスタンスなので正解というものはないのですが・・・。
この最初の歌詞で胸の奥がチクッとした人がいたと思います。いや、いたでしょう?
大丈夫。その痛みの原因が、だんだん核心に近づいていきます。

「なまぬるい 優しさを求め
 変わり続ける街の中で
 終わりない 欲望埋めるより
 懐かしい歌にも似た」

経験ないですか?あなたも。
これは完全に男性目線の曲ですね。本当に草野マサムネって人は、
人の気持ちの内側と揺れ動き方を、こうも美しく耳障りよく表現してしまうのですね。天才と呼ばれても仕方ないです。

「甘い言葉 耳に溶かして
 僕のすべてを汚して欲しい
 正しい物はこれじゃなくても
 忘れたくない 鮮やかで短い幻」

もうここまできたら、分かる人には分かる男の気持ち。
これ以上、一言一句、違う言葉では表現できないような気すらします。
鮮やかで 短い 幻・・・
恋ってそういうものですよね。全然解釈になってませんが、言葉で表現できない感性が完璧ってこともあります。

ということで、全く解釈にも、共感を得られる作りにもなっておりませんが、この名曲のことをどうしても書きたかったので許してください。
もちろん、歌詞が素晴らしいのですが、大前提としてメロディがバッハ、ベートーベン、モーツアルト、ショパンに並ぶ名曲であることも蛇足ですが付け足しておきます。



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