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【そもそもAIRって?】アーティスト・イン・インレジデンスについて

・そもそもAIRって?
アーティストインレジデンス(AIR)とは、アーティストが特定の場所で一定期間滞在し、創作活動を行うプログラムのことです。アーティストに制作のためのスペースや資源、時には資金を提供し、地域社会との交流を促進することを目的としています。
AIRは、アーティストが新しいアイデアを探求したり、他のアーティストや地域の人々とコラボレーションしたりする機会を提供します。また、アーティストが作品を発表するイベントやワークショップを開催することもあり、地域の人々にアートを身近に感じてもらうことができます。

AIRを実施することで様々な良いことが期待できます。地域社会とアーティストに焦点を当ててみていきましょう。

地域社会側のメリット・恩恵

①文化的な活性化: アーティストの活動を通じて、地域の文化が豊かになり、地域住民の芸術への関心が高まります。
②コミュニティの結束: アーティストとの交流を通じて、地域住民が協力し合う機会が増え、コミュニティの絆が強まります。
③観光促進: アーティストの作品やイベントが地域の魅力を高め、観光客を呼び込む要因となります。
④教育的な機会: 地域の学校や団体と連携し、アートワークショップや講演会を開催することで、教育的な価値が提供されます。

一方で、アーティスト側にはこのようなメリット・恩恵が考えられます。

①創作環境の提供: 新しい環境での創作活動は、アーティストにとって刺激となり、作品の質やアイデアの幅を広げることができます。
②ネットワークの構築: 地域のアートコミュニティや他のアーティストとのつながりを持つことで、将来的なコラボレーションや展示の機会が増えます。
③地域の理解: 地域社会との交流を通じて、その文化や価値観を深く理解することができ、作品に新たな視点を取り入れることができます。
④支援とリソース: 地域からの支援(資金、材料、施設など)を受けることで、創作活動が円滑に進むことがあります。

以上、「そもそもAIRってなに?」でした!

岩室AIRプロジェクト

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