寒おこし日記|4、5日目(宮本)
こんにちは。宮本です。
相変わらず濃密な毎日を過ごさせていただいております。
書きたいことがどんどん溜まっていって、書くのが追いつかない。
「寒おこし日記」の概要は、1日目の日記をご覧ください。
そこに居るためにのInstagramでは、ストーリーズで写真や短い動画を日々アップしています。
わたしたちのリアルタイムな居場所に想いを馳せることができておすすめ。
これまでの投稿はハイライト「岩室AIR」にまとめてあります。
それでは参りましょう。
4日目
この日はアトリエ公開日。
とは言っても、シェアハウスとも家には日々絶え間なく人が訪れているので、この日に限らず実質毎日公開アトリエ状態なのでした。
昼過ぎからは雨林による『居心地を観察する』ワークショップを開催。
その後、交流企画の『お茶会』も開催。
いずれもたくさんの方にご参加いただき、おかげさまで豊かな1日となりました。
「居心地」ワークショップは、今回誕生したばかりの新しいワークショップ。
自分にとっての居心地の良さの条件を考え、それらを因数分解して見つめ直す。
それを元に写真を選んで、写真からそれぞれの要素を切り抜いて重ねてみる。
自分の思う居心地の良さが、常温・ゼロの状態に近い人、どちらかと言えばプラスの状態の人、マイナスを避けて選ばれた状態の人などさまざまで、そしてそれぞれになるほどと思えてたいへん面白かったです。
わたしは「動いているものがある・安全・換気がよい」を居心地の条件に選びました。
あなたはいかがですか?
一つの画面への要素の収め方も、はじめに配置をしっかり決めて写しとる人もいれば、写し終えてから重ねる順番を検討する人もいて、こういうところにも個性が出るんだなあと興味深く見ていました。
手を動かして作業を楽しみつつ、できあがったものを観察することで自分や他者の理解にも繋がる、とてもいいワークショップだと感じました。
他の場所でもやってみたい。
興味のある方や団体さん、ぜひお呼びください。
ご参加くださったみなさま、誠にありがとうございました!
とも家に設置中の物々交換所のようす。
はじめはシートの敷かれている左半分の範囲に収まっていたのが、この日一気に机いっぱいまで増えました。
お目当てのものがございましたら、自分が相応と思う価値のものを持って、とも家までお越しください。
日々の交換所の記録をXで更新していますので、そちらもぜひチェックをば。
こたつ作業が体に合わず、背中が悲鳴を上げ始めていたため、自宅から持ってきていたヨガマットを広げてMarikoのヨガを受けた。
こっちに来る前に、雨林と「毎日ヨガしよう!」と息巻いていたことをすっかり忘れていて、滞在4日目にしてやっと実行。
背中をまっすぐ伸ばして座っただけで、肩甲骨の下のあたりからパキパキと軽い音が鳴った。
ヨガは気持ちよかったけど、だいぶこたつダメージが蓄積されていたようで、しばらく続ける必要性を感じた。
5日目
朝ヨガからスタート。
やや物足りなかったので、追いストレッチをして体を起こす。
本日は昼から温泉に入ってしまおうと思います。
割烹旅館松屋さん。こちらは旅館ですが、湯めぐり街道スタンプラリー開催中につき、もらい湯ができるとのことで、これはチャンスと雨林と一緒に行ってみることに。
シェアハウスからは徒歩4分。
人気の霊雁湯(れいがんのゆ)が改修工事中のため、小さめの家族風呂に入浴。
源泉掛け流し。この地域で有名な黒湯でした。
湯船の中で雨林と喋りながら、肩まで浸かって、熱くなってきたら足だけ浸かって、を繰り返し、1時間ほど過ごす。
黒くなった足の裏、手のひら、おしりを洗い流して浴室を出る。
すごくすっきりした。
温泉っていいな〜。いつか温泉から徒歩4分の場所に住もう。
女将さんから黒ゆべしをいただく。黒湯だからゆべしも黒ね。
黒の正体は黒胡麻で、好きなお味でした。
伊勢丹の紙袋の中には、女将さんの私物と思われるお洋服が三着入っている。これはわたしたちがとも家でやっている物々交換所のことをお伝えしたら、「これ、物々交換して!」と言って手渡されたもの。
何とも交換せず、ただ交換所に置いてくださいねとのこと。フム。
あたたかそうな服たちでした。
現在、交換所に置いてあります。
おなかすいた。
南インド料理屋のネファラ。マップで見て気になっていたお店。
ドーサプレートをいただきました。
カレーはマトンを選んだ。
豆でできたドーナツのワダが、揚げたてホクホクでおいしかった。
満腹でおなかがはち切れて死んでしまいました。
おなかがはち切れて死んでしまいましたが、和菓子屋さんでお菓子を買って食べました。
もなかは注文してから餡を包んでくれます。
あとでシェアハウスの住人のかんなさんから、角屋さんは水ようかんときんつばがおすすめだよと教えてもらったので、今度はそちらを買ってみよう。
夕方、将太さんにチャレンジャーという名前のスーパーに連れて行ってもらって、食糧とお酒を買い足す。チャレンジャー。
お酒は長谷川屋という酒屋さんを物色。将太さんおすすめのお酒を素直に購入。あとはジャケ買いをいくつか。
こたつを理解しているタビ。
昨日のワークショップの痕跡が残るこのスペースが、もっぱらわたしたちの作業場。
人が集まれば、ここで一緒にご飯を食べたりお酒を飲んだりしています。
夜、さっき買った食材を使って、雨林が豪華なおつまみセットをつくってくれた。これを想定して買い物をしていたの…!と戦慄した。ぜんぜん何にも考えずにバナナとか買っちゃったや。
どれも日本酒が合いすぎる。
そう言えばこっちに来てから、お酒は日本酒しか飲んでいない。
「まずはビール」という言葉はここには存在しない。
読んでいただきありがとうございました。
終わりに、これを書いている場所の写真を。
それではまた。
宮本