見出し画像

40手前で気付けたこと

学級委員長やら部長やら、学生時代からリーダー役を任せられることが多かった。そして私はそれを喜んでやっていた。容姿と運動能力に恵まれなかったので、せめて勉強をがんばらねば…求められた役割があるならやらねば…と思っていた節もある。社会に出てからもそれは続いた。早々に指導係になるとか、チーム代表して上と交渉するとか。給料に反映される訳でもないし、今思えば適当な駒として使われた企業もあったっけ。でもできるもんだから、やっていた。そしてその役回りが好きなんだと思っていた。30代後半になるまで、ずっと。


でもここ数年で気づいたのだ。私は、個人プレーの方が好きな人間だった。「ライター(個人請け)×デザイナー(企業でバイト)」というスタイルを試してみたら、心から解放されて、気持ちがよいのだ。求められれば、口は出す。実は答えを持っていたりもする。でも求められる前にまとめ役に回ったり、提案したりはしない。なーんにも背負わない。私は私だけのリーダー。さいこう。


この世には、「できるけど、やらない」という選択肢がある。


それに気づけたことは、とてつもない収穫だと思う。


#40手間で気づけたこと
#役割選択の自由
#わたし流丁寧な暮らし

サポートは、次の記事を書く糧となります。是非とも……!