【トレーナー認定イベント開催のお知らせ】と当時の思い出話
Ableton認定トレーナーの応募が5月6日(日)のゴールデンウィーク最終日まで延長になりましたね。それにより応募される方には、眠れない日々もついでに延長され、大変な思いをされているかと思います(私はずっとそうでした(笑))。
(改めて認定トレーナーとは何?という方はこちらやこちらを)
前回の認定イベントが4年前ということで、気が付けばそんなに経っていたんだなというのが正直な所です。当時は応募前から様々な出来事があり、今でも思い出すたびに手汗脇汗を伴うのですが、本日は私の4年前を徒然に書いていこうと思います。
ただし、これを見たからといって認定トレーナーになるヒントはありませんし、質問等にも対応出来ませんので、そこはご理解いただき、とある人間のダラダラとしたつぶやき程度に見ていただけると有難いです。
認定イベント開催の少し前、私はドラマーとしてバンド活動に明け暮れていました。しかし、そのバンドもよくある諸般の事情により解散等に見舞われ、とうとう自分がメインで活動しているバンドが無い時期が訪れました。
そして当時は(今もかもしれませんが(笑))ダメ人間真っ盛りで、カネもなければ社会的地位もない、一歩歩けば家族や大切な人に迷惑を振りまいて生きているクズでした。
そんなヒエラルキーの最下層(または地下)にあてがわれてようやく
「これからDoしよう・・・」
なんて考えるようになったのですが、その時一番最後に組んでいたバンドのギタリストが、
「もう少しだけ一緒に活動がしたい。」
と言い出し、
「じゃあドラムとギターじゃつまらないから、自分が歌と打ち込みを覚えるよ(まぁ暇つぶし程度に)。」
となったのが私のDTMライフの始まりでした(そしてそれが今も活動しているiwamori(イワモリ)です)。
そんな適当な意気込みで始めた新たな世界への挑戦。最初は、
「もう15年以上ドラムをやってたし、今更何になるんだろう?もう覚えることなんてないよな〜。」
なんて、当時にバックトゥザフューチャー出来るなら、ゴッチ式のヘソで投げるバックドロップを食らわせたいくらい、情熱もやる気も根こそぎドメストされていたのですが、いざ始めてみると、まぁ知らない事が山ほどあるわ、頭で描いている音が出せないわの、全くのダメダメな現実を突きつけられたのを覚えています(今も精進中ですが)。
そうなると自然と、
「どうやったら出来るようになるんだろう?」
と興味が湧いてきて、それがきっかけとなり、少しずつ音楽に対する情熱が戻ってきたのでした。そして、
「こんな自分でもまだまだ上手くなる部分や救われた部分があったのだから、それを他の人にも伝えて、もっと音楽に興味を持って欲しい。」
という気持ちも少しずつ芽生えてくるのでした。
とはいえ、情熱はあるものの何の実績もない私、プロフィール文章だけで判断するなら、2ー3行で終わってしまう内容であり、自分ですらそんな講師は選ばないでしょう。
「何とかしてこの感動を伝えるチャンスが欲しい!」
と、日々悶々としていた時に、
【Ableton認定トレーナー募集説明会】
が開催される事を知るのでした。
話は少し逸れますが、音楽以外の部分については安定した低空飛行で、いつ何時
「ムシャクシャしてやった、と住所不定自称ミュージシャンの森谷諭は供述しております」
とニュースになる可能性大な崖っぷち生活を送っていたのですが、流石にもういい加減何とかしなければという状況でした。
そんな様々な理由により、勇気を振り絞って説明会に参加し、認定トレーナーの概要を聞いてきたのですが、会場にワンサカ人がいる中で、
「応募者の中から最大で5人選出されます」
とアナウンスされた時に、狭き門なのは分かっていたものの、その現実の厳しさに軽く目眩がしたのを覚えています。
とはいえ、もう後ろには下がれない、こんな生活を死ぬまで続けていけるのか、10人中12人が「進むしかないだろ!」と指摘を受ける状況だったのですが、倍率の高さと自分のスキルの無さにウジウジして、またエンドレスに悩むのでした…
けれど、ようやく
「このままではマジでダメだ!ダメ元でいいから挑戦してみよう!」
と奮い立ち、認定イベントに向けて勉強を始めたのでした。とはいえ、覚悟はしていたものの、改めてAbletonのホームページで、認定イベントの開催案内を見た時、例に漏れず日和りました(笑)。けれど、そんな時自分に
「このままで本当にいいのか?1年後、2年後も今と同じ生活でいいのか?」
と自問自答して、何とかモチベーションを保っていたのを思い出します。
その後は何とか紆余曲折を経て、認定トレーナーの端くれとして名前を列ねる事ができ、素敵な経験をさせてもらっています。加えて、他のトレーナーの方々も素晴らしく、自分もまだまだ頑張らないとな〜、常に刺激を貰っている日々で、本当にあの時挑戦して良かったなと思っています。
(期間中には眠れない日々や、体を壊したこともありましたが(笑))
ちなみに認定トレーナーになって、何が変わったかといえば、
勉強量
が段違いに増えました(笑)。今まで(2014年当時)は
①認定イベントの応募時
②大学受験
③特になし
だったのですが、現在は
①今現在(絶賛記録更新中)
②認定イベントの応募時
③大学受験
のランキングになっています。まぁ今までのグータラ生活の影響が尾を引いている結果ですが(笑)。
とまぁダラダラと認定イベント当時の思い出を振り返ってみましたが、文章で振り返ると何とも情けない回想になってしまいましたね…
けれど、これで認定イベントやAbleton認定トレーナーに興味を持っていただければ幸いですし、応募に向けて最終追い込みをかけている方の背中を少しでも押すことができれば、この赤裸々な思い出話も少しは役に立つのかななんて思っています。
応募を検討される方はあともう少しの辛抱ですので頑張ってください!
結果はどう転ぶかわかりませんが、動き出さなければ何も変わりませんし、あの時挑戦して良かったと思える時がいずれ何かしらの形で来ますので、それを信じて突き進んでください!
森谷諭
Ableton Certified Trainer
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