高校の存在は過疎化進行を止めるのか?

高校統廃合と市町村の課題

人口減だから統合はしょうがないでは済まされない問題が注目されてきている。統廃合によるさらなる人口減の進行が市町村や私達の今後の課題なのだと感じた資料をご紹介したいと思います。

高校存続・統廃合が市町村に及ぼす重要性がどのようなものなのか?
文部科学省「過疎問題懇談会(平成 29 年 10 月 2 日)説明資料
小中学校及び高等学校の統廃合の 現状と課題 文部科学省 初等中等教育局 初等中等教育企画課 教育制度改革室によれば、課題点として下記のようにレポートされていた。

<課題>
・統合等に伴い高等学校がなくなった地域における社会活力の低下が懸念

・統合を実施したものの志願率が低迷する事例もあり、
 統合後の魅力化が課題

・統合に伴う通学距離及び通学に要する費用が増加し、生徒の負担が増加

                                等

上記の課題は特に岩見沢東と西の統合に懸念される問題のように思う。

また、統合した成果はというと
・適正規模の学級数を満たす学校が増加し、部活動等の集団活動の充実が図られた
でした。

しかし、書かれてはいないが、最大の成果は2校を1校に減らすことにより行政の負担が減るということなのでしょう。

高校存続・統廃合が市町村に及ぼす重要性が認識されてきているレポートも他にあって、そちらも興味深かった。
高校を 人口を留め置くことに重要だと数値上で認識されるようになったとも掲載されていた。
この数値、行政でも確認してほしい数値でした。

かつては少子化だからしょうがないのかなと思っていたことが、実はそれだけでは済まされない問題で、さらなる過疎化や少子化への拍車をかけていたとは思いもよらないことでした。

長女が岩見沢の大学に通っていた時、岩見沢のイベントアイデアを出すということで、真剣に考えてた時がありましたが、学生たちのアイデアすごく良かったなというのを思い出しました。
若い人口が増えるには若い人の考えをどんどん取り入れるの良いですね。
あのアイデアはどこかに埋もれてしまったのでしょうか。






 

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