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【プロ野球】改めて、6月25日 ロッテ 5-0 オリックス

こんばんは、岩国です。
仕事復帰したため、時間を作れなかったのですが、やろうと決めたことなので、遅れてでも各試合の気になったことは、書き残しておこうと思います。

まずは先日、東條についてのみ触れていた6月25日の試合についてです。

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この試合は「岩下投手がいい!」という以前に、オリックスの先発・村西投手が自滅してしまったことの印象が強く残った。

サイドから、140キロ後半の直球を繰り出すルーキーということだが、確かに球は早かったが、制球が定まらず3者連続四球で無死満塁。4番・レアード選手は三振に終わったが、5番・マーティンにも四球で押し出し。そして6番・中村奨選手に満塁ホームランを打たれ、初回に5失点といきなりゲームを壊してしまった。

種市投手が何度か口にしていた「立ち上がりはふわふわした感じ」というのが、村西投手にもあったのではないか。確かにボールは速いのだが、何というか、投げ方が軽い感じが、特に初回は感じた。

体つきは全く違うが、同じチームの先輩サイドスロー・比嘉投手と似たような投げ方ではあるが、下半身の力が使えていないような感じで、それが軽さに見えてしまった。

2回以降は落ち着いたのか、ゾーンにもボールがいくようになり、得点を許さなかったのだが、翌日には登録抹消。次回のチャンスはいつくるかはわからないが、昨年のロッテドラフト3位ルーキー・小島和哉投手は、デビュー戦となった西武戦で2回8失点KO。自分を磨いて、這い上がってきて欲しい。

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ロッテ・岩下投手の投球について。序盤は練習試合の時とは明らかに違い、体全体をしっかり使えているような力強さを感じた、よく言われる腕がしっかり振れているというのは、こういう状態なのかなと思いながら見ていた。ボールに力がしっかり伝わっているような印象を受けた。

しかし3回あたりから、少しずつそうした力強さが消えていき、交代となった6回は、ほとんどのボールが高めに浮いていた。

交代の大きな理由は球数を決めていたからだと思うが、タイミング的にもドンピシャだったと思う。抑えているからと目先のことにとらわれていては、シーズンコンスタントに結果を残し、10月に美味しいお酒も飲むこともできない。そこまでたどり着くこともできない。投手運用は本当に徹底しているなと改めて感じた場面だった。

ちなみに10月の美味しいお酒のアテは、もちろん「岩下の新生姜」になるだろう。浦和球場に向かう途中のローソンには必ず置いてあるが、あれは普段、どこで買えばいいんだろうか・・・。

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話を戻そう。

東條投手について。前回も綴ったが、改めて見直してみると、カウント2−1からのストレートは首を降って投じたものだった。捕手に委ねるのではなく、自らの意志でジョーンズにリベンジを果たしたというところは、こちらが当初思っていたより、評価されていいポイントではないかと思う。前の対戦(4球連続アウトローで四球)は休み明けでちょっとぼんやりしていただけなのかもしれない・・・。

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続いて登板した石崎投手の投球も、気になった。

持ち味である強い速球で簡単に2アウトを取ってから、ヒット2本と四球で満塁。1番・Tー岡田の初球に大ファールを打たれるものの、2球で追い込み3球目。外角へのストレートで再びファールを誘ったが、このストレートは石崎投手が捕手のサインに首を降って投じたものだった。続く4球目は同じコースに今度はフォークを投げて空振り三振。自ら作ったピンチをきっちり刈り取ったわけだが、3球目に自ら選択したストレートが、4球目への明確な布石として投じているものだったらと、とてもワクワクさせられた場面だった。

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そしてこの試合で、ドラフト2位ルーキー・佐藤都志也捕手が、8回に代打でプロ初打席を経験。センターフライで残念ながら初安打はお預けとなったが、9回はそのままマスクをかぶり、捕手としても一軍デビューを果たしている。

ここでデビューしておいたことが、2日後に多少は活きているんじゃないかと思っているのですが、それは本人に聞けるようになった時に、聞いてみたいと思います。

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