【プロ野球】2021年 ロッテ・石垣キャンプ(個人的)注目ポイント
こんばんは。1月27日に沖縄入りし、ただひたすら自炊の日々を過ごしてきた岩国です。野菜がどれも美味しいです。(ちなみに写真はイメージです)
先日、DIGESTさんにご依頼いただいた原稿「投手陣は朗希と千隼”ダブル佐々木”の出来に期待。松中臨時コーチの招へいで若手打者の覚醒は?」が配信されました。(記事リンクはこちら)
テーマは「今年のキャンプの注目ポイント」。いろいろと思うところはあったのですが、文字数が決まっていたので、ポイントを絞りました。
今回、そこからはみ出した個人的な注目ポイントを、メモ的に書いておこうと思います。見れないけれどもね、キャンプ・・・。
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DIGESTさんの記事では、佐々木朗希投手の話を入り口に、先発投手陣について触れた。
昨年、就任2年目となる吉井コーチを中心として、計画的に管理・運用された投手陣が、チーム防御率リーグ2位の3.81をマーク。昨年2位へ躍進した要因の一つとなった。
しかし、リーグ1位のソフトバンクは防御率2.91。その差は約1点と大きい。
きょう、今年のスローガン「この1点を、つかみ取る」が発表。打力不足解消は、大きなテーマであることは間違いないが、この1点の差を埋めることも重要なポイントとなるだろう。
そのためには先発だけでなく、リリーフ陣の力も必要となってくる。
昨シーズンは、終盤に巨人から澤村拓一投手が電撃移籍。コロナショックまでの首位争いを大きく牽引した。
しかし今年は、その澤村投手はメジャー挑戦を決断。先行き不透明ながら、リリーフ投手は需要が高いとの報道があるように、現時点で今季の戦力として計算することはできない。
さらに、意外と大きな穴になりそうなのが、”もうひとりのチェン”、チェン・グァンユウ投手の帰国だ。昨今のコロナ情勢も影響し、故郷の台湾に戻ることを決断したチェン。便利屋的な役割をこなしてくれた貴重な左腕がチームを離れることも大きな痛手だろう。
ただ、吉井コーチが就任して2年、多くの若い投手がいろいろな経験をしながら、少しずつ成長させてきた。先発では種市投手、リリーフでは右サイドスローの東條投手や、そして昨年楽天から加入した小野投手がその代表格になる。
特に東條投手は19年の開幕当初、俗にいう敗戦処理のような役割でシーズンイン。結果を残しながら、徐々に重要な場面を任される投手になった。右の長距離砲を抑えること。それが、現時点で彼に課せられいる役割だ。
2021年ロッテのブルペン陣容は、クローザー・益田投手を筆頭に、ハーマン、唐川、小野、東條と、この5投手はすんなり名前が上がる。松永投手が残留し、状態に問題がなければ1枠に入ってくるとして、残り2〜3枠に誰が入ってくるのか。
私は、4年目の左腕・山本大貴投手に注目している。
出どころが見にくいとされる"ネコダマシ投法"から繰り出される145キロ前後のストレート。同じような球道のカットボール。そして左打者アウトローへのスライダー。
投げっぷりもよく、力強さを感じるのだが、昨シーズンは抜け球も多く、制球力に大きな課題を持っているように見えた。自分の持ち味を残しながら、その制球力をどうやってあげていくのか。このキャンプでの取り組みが重要になってくるだろう。
昨年2月の琉球戦からずっと気になっているものの、挨拶しかできなかった。しかし、その挨拶の時見せた表情は、非常に充実感のあるいきいきした顔だったので、一気に心を持っていかれてしまった。
主要メディアが、現時点で注目することはおそらくないと思うので、情報が届くことはなかなか難しいだろう。
しかし、今年のキャンプは一軍スタート。首脳陣が期待している証拠だとも言える。
この2月に大きくアピールし、どんどん情報が入ってくるようになる日がくることを楽しみにしている。
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書き忘れましたが、もう一つの注目ポイント。それは鳥谷選手です。
昨年のこの時期は、所属チームが決まらず個人練習を余儀なくされていました。
3月にロッテ入団が決まり「キャンプでないとできないことがある」と、ロッテ浦和球場で話をされていましたが、今年はそれができた上でシーズンに入っていけるということになります。
鳥谷選手は今キャンプ、2軍スタートということですが、ロッテは1・2軍、ともに石垣島。中継スタッフがインタビューすることを、ちょっと期待しています。(もしくは球団SNS動画)
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石垣島へ行くことは自重しましたが、本島での練習試合は申請中。記者クラブではない自分が、質問できるかどうかはなかなか難しいところですが、自分の目で見て、何かを感じて、表現できればいいなと思っています。
とりあえず明日から2021年プロ野球シーズンが始まります。
ロッテのキャンプはJCOMの遠隔視聴で録画を見て抑えるつもりでしたが、手違いで見られなさそうなので、文字情報を補足しながら、日々の別の取材に励んでいきたいと思います。
今年は、金武町からスタートです。