【プロ野球】昨日の友は今日の敵? 〜7月8日 ロッテ 0-3 西武〜
こんにちは、岩国です。今日はお昼に鯖の塩焼きを食べました。
久しぶりの焼き魚、美味しかったです。
そんな個人的なお食事事情はさておき、今回は昨日の試合の振り返りを徒然と。
前日同様、この日も強風吹き荒れるZOZOマリン。この風を特に有効的に使って行ったのが、西武先発・今井だった。
この日の今井は、これまでとは打って変わってストレートを多投し、7回98球無失点。四死球は6と多かったものの被安打は安田に打たれた2本のみ。
yahooの一球速報をたどって調べたところ、98球中75球がストレートでその割合は77%。前回のオリックス戦と比べたところ24%増。対して今井の持ち球であるチェンジアップは98球中わずか1球。比率にして20%減。違いは明らかだった。
ストレートを多投した理由は各新聞やネット記事にあったが、元々シュート回転気味のストレートが、この日の強風の影響でツーシーム気味に曲がることを利用し、各打者を翻弄したのだという。その決断をしたタイミングはわからないが、早い段階でその結論を導き出した西武バッテリーの勝利といえよう。
対してロッテ先発・小島。制球力が持ち味の左投手だが、風の影響もあってかボールを操りきれず、苦しんでいる印象を受けた。それでも西武打線を2失点。援護がなかったことが悔やまれる。
ロッテとしては、昨日は味方となってくれた風に、この日はしてやられたと行ったところだろうか。とにかく、風を利用した今井の投球は、見事だった。
前述しましたヒットは安田選手の2安打のみ。チャンスはありましたが、あと1本が出ない歯がゆい展開でしたね・・・。
その安田選手。早いカウントからでも積極的にバットが出てくるようになっているので、結果を気にせず、今後も積極的に行って欲しいです。
ただ、2回のチーム初ヒットでの一塁ストップで、伊志嶺コーチが険しい表情でした。中継で里崎さんも指摘していましたが、二塁への進塁ができそうな打球で、安田選手はスローを見る限り、打球ではなく三塁走者かコーチを見ていたようでした。走塁はキャンプからチーム全体で取り組んでいることなので、次回以降の課題として、状況に応じた走塁の意識もあげて行って欲しいところですし、状況を冷静に見られるような、視野の広さが出てくると、打撃にも好影響があるような気がします。
なんにせよ、スタメンで起用され続けてくれれば、楽しみは続きますね!明日(きょう)も期待しましょう!では。
追記:この日は涌井投手、というより楽天ベンチが印象に残りました。あの内容で5回まで投げさせた維持と投げた涌井の維持。そして、勝ちをつけた打線。あの続投で逆転を許していれば、チームに多少の不協和音が響いてもおかしくないところで、その賭けに勝ったベンチと涌井に、なんというか凄みを感じました。投球内容はともかくとして。
対して、ソフトバンクは痛い星を落としたと思います。選手層が厚いと言われていますが、今年はなかなか厳しいのではないかと思わせる敗戦でした。