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#1 自己紹介

はじめまして。
西山真利江と申します。
福島県の太平洋沿岸にあります、いわき市で、地方公務員をしています。

2024年現在、公共施設等に関するファシリティマネジメントを担当していまして、コロナ禍も明け、インプット・アウトプットの機会が増えてきたこともあって、noteを始めてみよう、と思い立った次第です。


これまでの仕事のこと

介護保険関係:2007年度〜2009年度

大卒新卒で入庁し、着任したのは、介護保険関係の部署でした。

担当業務が、地域密着型介護保険事業所の指定・更新と、当該事業所+社会福祉法人が運営する施設・事業所の指導・監査だったので、福祉部門らしい関わりというのは存外少なかったです。
指定・更新基準や関係法令を読み込むのが苦でなかったという点では、法学部出身というのが生きていたかもしれません。

中心市街地活性化関係:2010年度〜2015年度

とはいえ、元々の入庁動機は、まちづくりに関わりたい!というものだったので、商工部門へ異動。

東日本大震災を経験したのもこのタイミングで、事業者の方々の事業継続に向けた支援や、住み慣れた地域を離れざるを得ない皆さんのための買い物支援、自粛ムードから復興へ向かう賑わいづくりなどに取り組みました。
その流れの中、中心市街地活性化の担当となり、「いわき市中心市街地活性化基本計画」策定のために奔走します。

私はさすがに時間切れ(トータル6年も留まっていたので)で、計画策定まであとは内閣府に提出すれば、というところで後任に引き継ぎ異動、となってしまいましたが、JRいわき駅前(平地区)の皆さんの寛容さと主体性があってこそ、なんとか形になりました。

本音を言えば、計画を作ったあとの実現のフェーズをこそ、もっとご一緒したかった!
まちに積極的にダイブする大切さを実感したのはこのときの経験があったからこそだと思っています。

地域学校協働活動関係:2016年度〜2019年度

ここで教育委員会に出向となりまして、生涯学習関係の部署で、地域学校協働活動(学校・家庭・地域パートナーシップ推進事業、土曜学習など)の担当となりました。

大学時代、特段教職課程を取っていたわけでもない私ですが、幸いにしてというか、幼い頃からやたらと公民館の市民講座に送り込まれていたので、多様な学びの機会が将来に生きてくる、ということは実感していました。
商工部門時代で出会った事業者の皆さんとのつながりを活かすことができる場面もあって、そういう意味で人事異動って大切だなと思いました。

学社連携・融合→学校支援→地域学校協働活動と変遷していく地域と学校との関わり方の中で、いわき市の地域学校協働活動は、結構独自のあり方をしていて面白いんですが…このへんは長くなるので、機会があればということで。

公共施設等マネジメント関係:2020年度〜現在

そんな紆余曲折を経て、公共施設等マネジメントの担当になったのですが…正直、青天の霹靂でした。

私は入庁以来ずっと、いわゆる事業部門と呼ばれる部署で、事業担当しかしていない、という、ジョブローテーションから外れたキャリアの持ち主でして、たぶん、庁内でも結構レアな存在だった気がします。
もうこれは、事業部門畑を行くんだろうな〜と思っていたら、突然の支援部門への転属。
しかも、今まで一度も施設担当者になったこともないのに、公共施設等マネジメントの担当者、というチャレンジングな人事です。

コロナ禍で分散勤務などもあって、初年度はできるだけ施設現地を見に行ったり、セミナー現地には行けないけれどインプットに努めたり。
そうするうちに、2016年度に策定した「いわき市公共施設等総合管理計画」の抜本的見直しが必要であることがわかってきて、2021年度に総量縮減目標を改め、公民連携に重きを置きつつ、コスト縮減を目指す計画へと改めました。
2024年度には、改定後の「いわき市公共施設等総合管理計画」を踏まえた「個別施設計画」を策定・公表。

市民の皆さんが具体的にどのようにありたいのか・何をしたいのか・何に困っているのか、を丁寧に聴き合う機会を設けることで、真に必要な機能やサービスのあり方を浮き彫りにしていく、その受け皿をどうするかとなって初めて施設のあり方を考えられる、という視点から、特に主要な施設の多くで老朽化が進行している小名浜地区において、フラットに対話を重ねる「小名浜地区トークシェアミーティング」を開催することとしました。

このほか、庁内の意識啓発に向けた取り組みにも注力しています。

仕事以外のこと

私は、福島県いわき市の中心市街地かある・平(たいら)地区で育ち、大人になった今も住んでいます。
平をもっとワクワクできる・居心地のいい・意欲ある人がやりたいことを実現できるようなまちにしたい!という想いは、入庁したときから変わりません。
中心市街地活性化の担当ではなくなった今も、いちプレーヤーとして、まちに関わり続けています。

R399社会実験 いわき駅前公園化計画

いわき駅前公園化計画マガジン

JRいわき駅前の国道399号(通称:いわき駅前大通り)の歩道をフィールドに、プレーヤーの皆さんそれぞれが「わたし」の「やってみたい」というコンテンツを持ち寄ることで、まちをもっと面白く・居心地よくできないか?という社会実験「いわき駅前公園化計画」が、2023年度から始まりました。

将来的にほこみち(利用者利便増進道路)指定を受けることを視野に、何ができるか・課題は何か、ということを、2024年現在、行政主導ではなく、まちのプレーヤー主導で取り組んでいます。

これに、私もできることで参画したい!ということで、公式ホームページの設置・運営やSNSでの情報発信などをプライベートで行っているところです。

また、趣味のいけばなを社会実験エリア内に展示する「ロボウノイケバナ」という企画もしています。

大事なのは、やりたいからやる、どうせなら面白くやる、これに尽きると思っています。

末尾に

長々と書きましたが、このnoteでは、私が取り組んでいることやインプットしたことなどについて、ただ「やりました」「見ました」「聴きました」だけじゃなく、その裏側でどんなふうに思考しているのかなども含めて記しておこう、と思っています。

所属組織の公式見解、というわけではなく、あくまでも私個人の捉え方だということをお含みおきの上、ご覧いただけたら嬉しいです。