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「デジタルリスキリング入門」出版記念イベントin東京Day1

参加してきました!!

こちらの本の出版記念イベントに参加してきました。

著者はノンプロ研の主宰の高橋さん。
出版イベントはノンプロ研メンバーが全国各地で企画し、開催しています。
東京イベントDay1は、LT大会&登壇者と高橋さんの対談でした。
ノンプロ研の王道とも言えるイベント内容でした。
私はまだ本を読んでいない状態で参加しました。
夏休みの間に必ず読みます。

以下の文章は、会場での出来事が岩崎の中で翻訳されていますので、実際とことなりますのでご了承ください。
リアルを聞きたい方は、ぜひ高橋さんのVoiceyをお聞きください。

トップバッターのふるやさん

皆さん!リスキリングしてますか!?

そもそも、リスキリングとはなんぞやからLTスタート。
ここで壁打ち相手になったのが、ChatGPT。
分かるような分からないような回答をしてくれるGPT。
しかし、ここで諦めないのがふるやさん。
「赤ちゃんにでも分かるように説明してください。」
この質問はキラークエッションですね。真似します。
GPTいわく、「歩くようになったり、喋れるようになったり、これリスキリング。」
なるほどGPT、面白い例です。
GOTとの問答を通して共通点があったとのこと。
それは「変化」。
変化に対応できるようになることこそが、リスキリングの真髄。

高橋さんとの対話パートでは、自分の仕事はデジタル化しにくいと話していました。
しかし、小さい仕事もデジタル化することで何処かで活用できるようになるからデジタル化したいとのこと。
高橋さんからは、そこの解像度が高まればさらに進むのではなかいかとアドバイスをもらっていました。

LTを受けて考えたこと

変化を捉えるスキルが必要

変化を感じるには、変化を感じられるように高いアンテナが必要。
そのアンテナがない場合、変化を実感できないという惨めなことに。
段々と水が熱湯になっているのに気づかない茹でガエル現象になるのではないかと。
高橋さんいわく、そのヒントは本の2章に載っているとのこと。
ますます本を読むモチベーションが高まってきました。

デジタルの真髄は多機能性

ただ、デジタルにしただけでは、意味がない。
元の仕事量が1で、デジタル仕事量が1の場合は、デジタル化するなが私の持論です。
よくあるのが、PDFのペーパーレス。
最悪なのは、スキャナーで会議資料(紙)をPDFにして配布する作戦。
パソコンで必要なことを探すのって、なかな大変です。
50ページから探す時なんか、スクロール祭りになります。
最低でも、文字と認識できるようなPDF(OCR化)で配布して欲しい。
そうすることで、キワードで検索をできるようになり、時短なります。
歴史から見ても、1つのもので色々できるようになると普及する事多いですよね。
例えばスマホ。
アプリによってガラケーより多機能になりました。
デジタル化したいとのことがあれば、メリットが3つ以上あることから始めるとこれが大切ではないでしょうか。

ふるやさんLTのメモ

セカンドバッターのあゆさん

学んでいたらGIVEしたくなってきた

あゆさんがプログラミングに目覚めた理由は、このままだとコピペで一生が終わってしまうという危機から。
そして、あゆさんは、会社でプログラミング講習やノンコードアプリ講習会を開いていたとのこと。
しかし、一人だけ反応しか響かなかったらしい。悲しい。
その方は、ペア勉強会を行うことで業務改善を成功させました。すばらしい。
成功させた人、できなかった人の差は、困っていないから。確かにそうそう。
しかし、昔は便利な関数ですら回りの人に教えたくなかったあゆさん。
そんなあゆさんが講座を開く様になったモチベーションは、
「アイディアを出すことにこそ価値があり、知識には価値がない」
エクセルの関数を知っていることでできる仕事は、誰かにすぐに置換されてしまう。
ここでも使える、あそこでも、とアイディアが出せる人こそ置換されない人である。なるほど!!

高橋さんからは、レベルをうんと下げてショートカットキーから始めるのがよいのではないかという意見がありました。
レベルを下げることで、失敗する前に達成感を得らるのではないかと。

LTを受けて考えたこと

困り感にアプローチ
同じ職場の人に伝えることは、デジタル化にとっては必要なことです。
辛口に言うと、デジタル化されていない人がいるだけで手間がかかります。
そのため、講座は必須だと思います。
しかし、思いのほか伝わらなかったり、効果がなかったりします。
やはり、学びにはモチベーションが必要です。
モチベーションの種は、「困っていることを解決できた」「知らないから知りたい」などといった「マイナス⇒プラスの心理」が重要だと思いました。
「講座を開催しますのでどうぞ」ではなく「ここに困っているのですね」「こんなことが学べるのですよ」といったモチベーションの畑を耕すことから始めてみます。

講座で伝えるべきことは、知識ではなくスキル
講座では、how toを教えてしまいがちですが、そこはぐっと我慢。
受講生が自分の仕事をよりよくできるために、改善するポイントの見つけ方やどんなことにでも対応できるプログラミング技能を身に着けさせることが大切だと気づかされました。
知識でなく、変える力を身に着けさせる。
そんな講座を開けるようになりたいです。

あゆさんLTのメモ

ラストバッター けいたろうさん

中高年からのデジタルリスキリング

けいたろうさんのりスキリングのスタートは、コロナが始まってからだそうです。
LTの中心は「時間を作る」でした。
本の5章で取り上げられている時間を作る3つのコツである、
「やめる」「まかせる」「時短する」の視点から自分が日々行っていることを紹介してくださいました。
他のアプリでも使えそうなキラーワードにあふれていて、さすがの一言でした。
タスク管理では、「やらないことを決める」ことが重要とのこと。
アプリでタスク管理することで、達成感を味わえる。
そして、何回も達成できない仕事は、タスクを細分化することで達成への1歩を踏み出せるようになる。
それでも、達成できない仕事はやる必要のない仕事なので、やらないことを決める。
また、新しい仕事をする際はやめる基準をもうけるとよい。
忙しいけいたろうさんだからこそのLTでした。

LTを受けて考えたこと

止めるために見える化する
高橋さんも対談で、組織もやめることが難しいと言っていました。
止めてしまうと問題が起こるかもしれない、だから止められない。
そんなときこそ、けいたろうさんのように見える化することが大切だと思いました。
見える化することで、なくす根拠が見つかったり、なくしたことによる効果が分かったりできる。
難しい事だからこそ、しっかり見える化することで振り返りする。
私もタスク管理をしたくなりました。

けいたろうさんLTのメモ

まとめ

ノンプロ研メンバーの言語化能力はすごいです。
LTを聞くだけで、心のもやもやがすっきりします。
そしてリアル開催のイベントも楽しい。
オンラインの懇親会もいいけど、オフラインの懇親会もよい。
よい夏休みのスタートが切れました。
次回のイベントも楽しみです。