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GAS初級の活用を考える ~準備~

講座の構成は分かる・・・。

我らがノンプロ研では、GAS初級講座を開催しています。
この私も、GASをこの講座で学びました。

で、受講中(1・2回目の際)に思ったことは、
「これが何に使えるんじゃ~。私はスプレッドシートを操作したいのよ」
です。
今思うとひどいこと思っていたなと思います。

講座の構成

卒業した後に思うのですが、1~4回の基礎パートがとても大切です。
これがないとスプレッドシートを触ることすらできないのです。
触れるのですが、持続可能な学びにならないのです。

講座日程

講座が終わった後に分かったのですが、
1~4回目は基礎なのです。
サッカーで言うと、蹴る・走るなどコツコツ一人の個人練習です。
これができないと、パスすらおぼつかないです。

5・6・7回目は、演習です。
サッカーで言うと、シュート練習やパス練習などのボールを繋げる感じの練習です。

自分で創ってみる・8回目のLTは、活用です。
サッカーで言うと、練習試合。これまでの練習の成果を使って試合をします。

講座修了後は、本番です。自分でどんどんプログラムを書いていきましょう。
サッカーなら試合といったところでしょうか。

しかし、活用してみたい。

そんなことは、分かったところで
「文字入力を使って何かしたい」
と言う気持ちは抑えられません。
そこで、講座を受けながらできる活用課題を作ろうと思いました。

演習を考えてみた

演習と活用の違い

ここで注意することは、講座修了後にでる演習との違いです。
初級講座では、後でスプレッドシートを学習するため、ログ出力する課題が多いです。
つまり、他のツールと連携する課題は少ない印象です。
たしかに、他のツールと連携させるとコード種類が増え、格段に難しくなります。
しかし、他のツールと連携させないと、プログラミングの楽しさを感じに悔いかなと思います。
ここに、ジレンマがあります。
そこで、活用は「ログ出力から一歩だけ外に踏み出し、プログラムで生活が良くなったと思える課題」とし、なにかよい物はないか探してみました。
閃きました「function onOpen()」です。

function onOpen()

イベントハンドラというのは、何らかのイベントに応じて処理を実行してくれる機能で、onOpenはその名の通りスプレッドシートを開いたときに実行されます。

いつも隣にITのお仕事
「Google Apps Scriptでスプレッドシートに独自のメニューを追加する方法」

onOpen()を使って、スプレッドシートを開いた際にメッセージが出力されるようにする。
これはいかがでしょう?
Browser.msgBox()を使えば、学習したことを簡単にポップアップで出力できます。

ということで、

GAS初級の講座をお手伝いしながら、GAS初級の活用問題を作成していきます。
LT発表できるといいな~。
でも、受講生は、講座の演習をするだけでも時間をとられるので、ニーズは少ない気がします。
が、楽しそうなので作ってみます。
読んだ方、どしどし、意見ください。